ESE

ES-185A用ソフトウェア解説

 

REV 2.2


ES-185Aのセットアップ
ES-185A GPSMaster ClockとDOS/V PC/CompatibleコンピューターをRS232Cシリアルケーブルで接続します。 注意
ES-185U, ES-102U, ES-103U, ES-160U, ES-188のPCからの制御は
MASTER CONTROL PANELソフトとなります。

PC上でソフトウェアを実行します。それぞれのソフトは
 ES-185Aの動作設定を行います。
 PCの時計を自動校正します。

ES-185Aは出荷時にタイムゾーンは日本、オフセットは0秒に設定されています。通常の使用であれば特に設定を行う必要はありません。衛星、または遠隔地に時刻データを送る用途ではオフセット(msec単位)を調整できます。またアンテナケーブルの長さによるディレーまで考慮しなければならないような時は設定を変更します。

シリアルケーブルはES-185Aの2,3,9ピンのみを接続します。ES-185Aは他のピンをシリアル以外の用途に使用しており市販のシリアルケーブルを使用すると機器を破損する恐れがあります。

接続ケーブル ES-185A (DSUB-9M)     DOS/V (DSUB-9F)

TXD 2pin----------------2pin RXD
RXD 3pin----------------3pin THD
GND 9pin----------------5pin GND

マスター時計とPCの距離が離れている場合、複数のPCの時計を校正したい場合はPC-471カードを各PCにセットします。ES-185AのESE TIME CODE出力を各カードに分配します。

最新版のソフトが (Windows 95/98/NT 用ソフト含む)がダウンロードできます。ESEクロックが無いと動作しません。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして下さい。自動解凍されます。このファイルを置くディレクトリーはC:\TEMP\のようにして下さい。(英語8文字以下)

最新のダウロード可能ファイルリスト(00/10/16)
ダウンロードアドレス  http://www.ese-web.com/software.htm

Win95/98/ME/NT/2000

ESEGPS.EXEGPS マスタークロックの設定プログラムです。
以下の機器をサポート ES-185A, ES-101/102/103, ES-277/GPS 及び ES-291/292 (02/01/23, 1.5MB)


160S32.EXE ES-160A用の設定プログラムです。(01/02/09, 1.5MB) 


MASTER32.EXE ESE マスタークロックからPCの時計をセットします。ESE本体側への制御はありません。
全てのESE製 ASCII 出力付 マスタークロックをサポートします。 (01/01/02, 1.5MB) 


47132.EXE PC-471 カードの設定を行います。 version 2.0 (00/06/21, 1.6MB) 

USB911.EXE

IES-911/USB または ES-911/Serial インターフェイス用ソフト (00/12/07, 1.7MB)

Win 3.1

185WIN31.EXEESE マスタークロックの設定プログラムです。(97/05/23, 1.6mb)


471.EXE PC-471 カードの設定を行います。 version 2.0 (97/10/31, 1.6mb) 

USB911.EXE

Interface software for ES-911/USB or ES-911/Serial (12-7-00, 1.7Mb) 

DOS

MASTER.EXEDOS 用ソフト。 ESEマスタークロックとコンピューターインターフェイス用。
(99/07/21, 480kb) 

 
Windows用ソフトウェアの説明。ESEGPS.EXE
    GPSマスタークロックセットアッププログラム。以下の機器をサポートします。
    ES-185A, ES-101/102/103, ES-277/GPS, ES-291/292
    ESEGPS.EXEを適切なフォルダーにコピーし実行すると自動解凍します。解凍されてできたSETUPを実行するとGPS32.EXEがGps32フォルダーにインストールされます。
      Gps32 アイコン  ツールバーに現れます。

    セットアップソフト画面
     

      

    Send Port シリアル出力ポートをセットします。

    Update Period アップデート 間隔(秒)
    1-9999秒

    EnableTime マークをつけるとPCの時計を校正します。

    Time Zone 時差を設定します。日本は+9
     

    Millisecond Offset ミリセカンド単位のオフセット ±400msec

    Cable Length アンテナケーブルの補正単位フィート

    Receiver Type
    8chタイプと6chタイプ(旧)を選択します。
    アンテナが丸タイプの場合6chです。

    注意
    ES-185U, ES-102U, ES-103U, ES-160U, ES-188のPCからの制御は
    MASTER CONTROL PANELソフトとなります。


    185S32.EXE 185S32.EXEを適切なフォルダーにコピーし実行すると自動解凍します。解凍されてできたSETUPを実行すると185SET32.EXEがインストールされます。

     左のファイルを実行します。

    Windows 95/98/NT/2000/XP マシンのRS-232Cポートを使用してES-185Aのセットアップを行います。タイムゾーン、タイムディレー(msec単位、最大±400msec)、ケーブルディレー(アンテナケーブル長の補正)のセットを行います。

    セットアップソフト画面
     
      

     

    Send Port シリアル出力ポートをセットします。

    Update Period アップデート 間隔(秒)
    1-9999秒

    EnableTime マークをつけるとPCの時計を校正します。

    Time Zone 時差を設定します。日本は+9

    Millisecond Offset ミリセカンド単位のオフセット ±400msec

    Cable Length アンテナケーブルの補正単位フィート

    For Power Up dates...

    ES-185Aのスタート時に表示する日付が98/01/01より前の時はマークします。


    MASTER32.EXE
      MASTER32.EXEを適切なフォルダーにコピーし実行すると自動解凍します。解凍されてできたSETUPを実行するとMC32.EXEがインストールされます。

       左のファイルを実行します。

      Windows 95/NT マシンのRS-232Cポートを使用してES-185A/ ES-102/ ES-103/ ES-160Aからの時刻でPCの時計を自動校正します。
      デフォルトは60秒毎に校正。秒単位で変更可能。1から9999秒。

      自動時計校正ソフト画面


      DOS用ソフトウェアの説明。 185.EXEこのプログラムはES-185/ES-185AまたはES-160A Master Clock からPCがブートアップする時、PCのシステムタイムと日付をセットします。

      AUTOEXEC.BAT ファイルの中の行に "185" を加えます。185.EXE ファイルの置き場所はルートまたは参照できるパスが設定されているディレクトリーです。

      プログラムのデフォルトはCOM1です。
      COMポートを2に設定したい場合
      185 /2 の様に書きます。 185TSR1.COM と 185TSR2.COM

      このプログラム(185TSR1.COM はシリアルポートCOM1: 185TSR2.COMはシリアルポートCOM2:)はTSR(Terminate-and-Stay-Resident 常駐プログラム)で、常にDOS 時計をES-185/ES-185AまたはES-160A Master Clock からのASCII output の信号に同期させます。

      AUTOEXEC.BAT で一度実行するだけで自動継続します。TSRプログラムはDOStime-of-dayを同期します。日付は別です。 マザーボード上の CMOS clock は校正しません。

      DOS と CMOS のclock / 日付 両方をセットするには、185.EXE を TSRプログラムより先に実行します。CMOS clock の時間情報が必要なのは、スタートアップの時にMaster Clockがアクセスできない場合だけです。

      TSRプログラムは必要な場合load high できます。他の常駐プログラムが動作している環境ではコンフリクトしていないかどうか確認する必要があります。あるスクリーンセーバーはシリアルポートの動作を停止します。185TSRプログラム動作を確認するにはDOS プロンプトでTIME と入力します。現在と異なる時刻を入力します。数秒後TIME を再実行します。正しい時刻(Master Clock)を表示すれば正常です。 185SETUP.EXE

      このプログラムはタイムゾーン、タイムディレー、ケーブルディレー補正の設定をイニシャライズします。タイムディレーファクター(標準時からのオフセット)はゼロになります。 ケーブルディレー補正値はケーブル長さが19フィートに設定されます。プログラムを動作させると画面に操作説明が表示されます。 このプログラムはシリアルポートCOM1で動作します。185SHIFT.EXE このプログラムはサテライト等のシステムでES-185の時刻をわずかオフセットしたい時に使用します。ディレー時間は0 から -999 millisecondsのディレー、 0 から 400 millisecondsの先行が1 millisecond 単位で可能です。このプログラムはシリアルポートCOM1で動作します。

      例: 0.5秒ディレーさせたい場合
      185SHIFT -500 と入力し<Enter> を押します。 185CABLE.EXE

      このプログラムはアンテナケーブルの長さによるディレーの補正を行います。ケーブルの長さは0 から 22215 フィートです。(1フィート=30cm)

      このプログラムはシリアルポートCOM1で動作します。
      例: アンテナケーブルが200フィートの場合
      185CABLE 200 と入力し<Enter> を押します。 NOTE: これらの設定はES-185Aのメモリーが記憶します。