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ESE社製品のRoHS指令適合について

2003年2月、欧州連合(EU)は、電気・電子機器について、Restriction of Hazardous Substance(RoHS)指令を発令しました。 この指令は、電気・電子機器への鉛およびその他の特定有害物質の含有を禁止するもので、2006年7月1日からEUで施行されています。

現在、ESE社のRoHSコンプライアンスチームは、製品から該当する物質を排除し、RoHS指令へ対応させるように取り組んでいます。

多くのESE社製品は、RoHS指令のカテゴリー9(監視および制御機器)に該当し、RoHS指令からは除外されています。ESE社のRoHS指令に適合していない製品は、製品の完了時期まで今まで通りの部材を使用して製造され続ける予定です(一部の製品は機能を満たす設計に基づきながら、RoHSに対応したバージョンへ変更されるかもしれません)。

今後リリースされる新製品については、RoHS対応へ順次切替えていく予定です。



RoHS指令に関するFAQ

RoHSとは何ですか?
RoHSはRestriction of Hazardous Substancesの頭文字で、電気・電子機器について、特定有害物質の使用を制限する欧州連合(EU)の2002/95/EC指令です。

RoHSで指定されている有害物質は何ですか?
鉛(Pb)、カドミウム(Cd)、水銀(Hg)、六価クロム(Cr+6)、ポリ臭化ビフェニール類(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDE)の6物質です。

どの国が指令を採用していますか?
現在は、EUのメンバー諸国だけです。 しかし、他の国もRoHSと同様の法律を作成しています。

ESE社の製品はRoHS指令に記載された物質を含んでいますか?
はい。
RoHS指令以前に設計され、製造されていたほとんどの製品は、スズ/鉛はんだを使用しています。 多くのESE製品は、RoHSの適応除外として認められている監視および制御機器のカテゴリー内ですが、それ以外のRoHS指令に適合しない設計のESE製品は、RoHS指令を採用している国ではご使用いただけません。

ESE社は、EU向けと他の地域向けに、2種類のバージョンをリリースする計画はありますか?
はい。
しかし、既存製品は、各製品の寿命にあわせて在庫している部材を製造完了まで使用して製造され続ける予定です。このRoHS対応への転換の期間、「RoHS対応」として販売された製品だけがRoHS指令に適合する製品とします。

RoHSに対応しているESE社製品は、どのように特定できますか?
製品のシリアル番号で判別できます。
尚、現在の各製品についてのRoHS対応状況については、sales@ss.sc-a.jpまでお問い合わせください。