ES-160E/NTP6 Stand-Alone NTP Time Server
ES-160E NTP Server
OVERVIEW|製品概要

ES-160E/NTP6は内蔵の高精度水晶発信器を基準にして動作するマスタークロック / NTPタイムサーバー / タイムコードジェネレーターです。
高精度クリスタル搭載によりマスタークロックの誤差は月差±1秒以内です。
毎時または毎秒パルス等、外部からのパルスに同期が可能です。
IP v4, IP v6に対応。PCとUSB接続またはwebブラウザにより機器設定できます。
SNMP v1/2/3に対応し動作監視が可能。
マスター時計機能は4時間バッテリーバックアップにより停電に備えています(/BBU標準装備)。
フロントパネルに6桁のLEDにより時刻を表示します。
ESE TC出力はESEの各種時計を最大100台までドライブ可能です。
フロントパネルのディスプレイは時分秒を表示します。

SPEC|仕様
  • 機能/特長
  • 仕様
  • オプション
  • NTPサーバー機能、IP v4, IP v6に対応
    SMPTE/EBU、ASCII (RS-232C, USB)、ESE-TC89、ESE-TC90 タイムコード出力
    SMPTE/EBU出力はVIDEOロックが可能です。
    “SYNC”入力は外部からの同期信号に対応します。(TTLレベル、1秒またはそれ以上の間隔)
    1秒パルス出力を装備しています。
    4時間バッテリーバックアップ、ESE と ASCII, NTP 出力(/BBU標準装備)。
    PCとUSB接続(専用のソフトウェア付属)またはwebブラウザにより機器設定。
    オプションで毎時、設定した分にリレー接点パルス出力が可能です。
    コイン形リチウム電池による設定保持とシール電池による最大4時間バッテリーバックアップ
  • NTPサーバー機能 RJ45コネクタ。10 / 100Base-T
    TCP/IP Stack:IPv4 , IPv6コンパチブル
    プロトコル:SSL 3.0/TLS1.0, SNMPV1/2/3 agent, DHCPv6
    SYNC 入力 接点またはTTL
    LOGIC Low: ロー15mSec以上、ハイ150mSec以上
    LOGIC High: ハイ15mSec以上、ロー150mSec以上
    ポジティブまたはネガティブエッジでシンク。ソフトで選択
    1PPS 出力 TTL出力、50%Duty、立ち上がりエッジ:正
    ESE TC 出力 TC89、TC90、BNCコネクタ
    SMPTE TC 出力 XLR3-32、負荷600Ω以上、アクティブバランス出力
    ユーザービットに日付情報設定可能。
    アンバランス負荷の場合は、2ピン(Hot)、1ピン(GND)接続、3ピンはオープン
    RS-232C 出力 DB-9、ASCII Date & Time、毎秒1回出力 ESE Format ”D”
    RS-232C FORMAT ASCII @9600Baud、8bit、Non Parity、1 Stop
    VIDEO 入力 BNC、RS-170コンポジットVideo / black burst、1VPP、75ohm
    精度 出荷設定値 33mSec/日(月あたり1秒)以下、実用上±10秒/月(校正後)
    SMPTE: VIDEOシンクに対して0フレーム
    電源 AC100-120V、50/60Hz, 最大15W
    サイズ EIA 1Uラックマウントタイプ
    482(W)×44(H)×240(D)mm コネクタなど突起含まず
    質量 2.6kg (本体)
  • /CLEAR フロントパネル クリア (シルバーアルマイト) 仕上げ
    /DC DC電源動作 DC +12V~35V
    /HR 毎時の設定時間にリレー接点パルス出力
    /J 電源 AC220V 対応
DISCRIPTION|製品概要

web設定画面 例
 

 

 
Q&A
Q. ES-160U/NTPとの違いは
ANS. ES-160E/NTP6はIP v6にも対応、
内部基板がマイナーバージョンアップされました。
その他、基本機能・性能に大きな変更はありません。
webデザインを一新しWindows10にも対応。
MASTER CONTROL PANELソフトはv2.0以降 Windows10にも対応しています。
 
Q. ES-160Uを秒パルス信号及びVIDEO(BB)信号で同期をかけているが、ES-160Eでも同じでしょうか。
ANS. 全く同じように動作します。
 
Q. 現行の秒パルスを基準とした運用では、ES-160U内でタイムコードを自走させながら
秒パルスに対して徐々にタイムコードのタイミングのズレを近づけていますが
ES-160Eもおなじでしょうか。
ANS. 全く同じように動作します。
詳しい動作は、別紙をご参照ください。
 
Q. 秒パルス信号とVIDEO(BB)信号で同期の関係
ANS. SMPTEタイムコードは秒パルスに対してフレーム以内の精度になるとVIDEO信号に同期します。
SMPTEの時間はドロップフレーム補正をしても、1日で実時間に対し3フレーム弱のずれが発生します。
このズレを秒バルスを基準にリセットします。
ずれ補正のタイミングは深夜時間に設定できます。
 


 
ESE社のNTPサーバーは基準時刻の種類、タイムコード出力により様々なタイプがあります
  各種NTPサーバーリンク 
 


 
SMPTE時間と実時間のズレ補正について
SMPTE出力があるESE社のマスタークロックは、時計本体の時間とSMPTE出力の時間の最大ズレ(フレーム)を
設定で変える事が出来ます。
Resyncすると実時間とのフレームズレをリセットします。
詳しくはこちらをご参照ください。
SMPTE_DropFrame_Resync.pdf