DADpro操作画面例

MANAGEMENT  

ライブラリーは素材の内容ごとにグループ化して管理。カット番号、タイトル名等でサーチができます。部分文字、曖昧検索ができます。項目を選択してソート可能。 Start DatesとKill Dates機能で素材の使用期間を管理可能。 ライブラリー管理機能は、素材の変更、コピー、消去、オーディション等を行います。ライブラリーリスト、グループリスト、プレイリスト内容、再生結果等の各種のレポートを出力。 サードパーティーのミュージックセレクトシステム、番組編成/請求システムとのネットワークまたはフロッピーでのデータ交換が可能。
上図.....左:Recordマシン 右:Playbackマシン
Recordマシンで録音を行います。カット番号、その他必要データを入力しACCEPTボタンにさわれば録音準備完了。RECボタンにさわり録音スタンバイ。入力レベルを設定したらPLAYで録音開始。従来のテープレコーダー感覚で直感的に使用できます。LEFT/RIGHT/BOTHボタンは入力モードの選択。DOLBY320Sボタンは、現在の録音の設定が、圧縮にDOLBY AC2、サンプリング周波数32kHz、ステレオモードである事を表示。このボタンにさわると録音の各種設定モード画面が表示されます。

Playbackマシン

プレイリストをロードし、再生します。プレイ時間情報を数字とグラフィックバーで表示します。S,A,L等のマークは次のカットとのつなぎ方法を表示。
S....Segue:セグ(クロスフェード)
L....Load:ロード 次のカットを自動スタンバイしてプレイ待ち。
A....Auto:オート 次のカットを続けて自動再生。
 

画面上のボタン: 機能設定、機能設定画面に切り替わり

GPI ON....GPIの使用オン/オフスイッチボタン
REC OFF...タイマー録音の設定に入るボタン
時計表示...ここをさわると12時間計/24時間計/オフの切替え
LIBRALY...ライブラリー管理に入るボタン
ARRAY.....全面アレーボタンスクリーン
SETUP.....各種設定メニュー画面

上図.....Graphic Waveform Editing グラフィック波形編集
素材開始、終了ポイントをセットできます。カット/ペーストは非破壊編集が可能で繰り返し編集が可能。2つのカットの間でカット/ペースト編集可能。TER/SEC機能は素材の任意のポイントでキューをセットします。素材の保存は、元の音素材はそのままで編集データを保存する方法と、完全に素材を書き換えるモードが有ります。
上図.....RECORD PARAMETERS タイマー録音のパラメーター設定画面
タイマーでスケジュールに従って自動録音ができます。外部に入力選択用のスイッチャーがある場合、この入力チャンネルをそれぞれの録音スケジュールに従って自動切替えが可能です。特定の曜日の定まった時刻に録音開始、終了します。各種の録音設定も可能です。信号レベルを設定し、自動で素材のスタートとストップの位置を登録する事ができます。
上図.....Playlist Modification プレイリストの編集画面
プレイリストはDADPROの操作で簡単に作ったり、編集が可能です。外部の番組制作システム、音楽選択システム等からデータを取り込む事もできます。
沢山のカットを、時刻をセグ(クロスフェード)を設定し、ボイスオーバー、ディレー、コメント等の機能を使い自動再生が可能となります。複数のプレイリストを連続して再生ができます。(チェイン機能) プレイリストはPlaylist Modification画面で作成、修正を行います。カットのつなぎはそれぞれ個別に設定できます。連続した部分、および全体の合計時間計算を表示します。

ハーフサイズのPlaylist Modification画面を使えば実行中のマシンの変更ができます。

上図.....Segue Editor セグ^編集
セグエディターは連続して再生するカットのつなぎ方(フェード(カット)イン/アウト等)を設定、モニターします。オンエアー直前の修正も可能です。
Voiceover Recordingはこの画面に表示された範囲を再生し、モニター音にあわせながら、曲の終わりから次の曲にかけてボイスオーバー録音をします。他にもうひとつのレベル変更機能を持ったVoiceover Editorが有ります。
上図.....Command Cut Editor コマンドカット編集
コマンドカット編集は、コンピューター言語の知識が無くても様々な機能を簡単に定義する事ができます。コマンドカットは、音のカットと同様にマスターライプラリーに格納されます。音のカット同様にプレイリスト、アレー等で使用できる各種の操作の"マクロ"ファイルです。スイッチャー他、外部機器のコントロール、内部仮想マシンのコントロール等実に多くのコントロールが可能です。

GPI General Purpose Interfaceの入力系は外部からの電圧入力信号によりコマンドカットまたはDADの特定の機能を実行します。出力系は外部に接点信号を出します。同様な事をシリアルインターフェイスも可能です。

上図.....仮想マシン選択画面とミニアレー
いくつかの仮想マシンから用途に合ったマシンを選択して使用します。これらの機能はバックグラウンドでも動作します。

タッチスクリーン機能はライブでの使用に最適です。一般にはマウスを使用します。切替えはワンタッチでできます。

4つのPBKマシンはプレイリストをロードし再生を行います。それぞれのマシン毎にパラメーターの設定ができます。MasterLogは、従来の機器の使用感覚ではなく、よりコンピューター的なインターフェイスになっています。

フルスクリーンアレーとミニアレーパネルはカットをそれぞれのボタンにカットを割付けて、ワンタッチで再生します。簡単に設定ができ色も自由に選択できます。

一番下にある6つのボタンがPriority Play(プライオリティープレイ)ボタンで、全てのモードで使用できるホットボタンです。キーボードのファンクションキーF1〜F6に対応しています。ボタンに割付けられたカットを、ワンタッチで再生します。

全ての画面について設定した状態は、ユーザー毎に名前を付け登録ができます。各自の設定は、簡単に呼び出す事ができます。アレーのボタンの内容等も各ユーザー毎に記憶されます。

上図.....MasterLog マスターログ
よりコンピューター的な画面インターフェイスでCM(プログラム)等の自動(半自動)再生等の用途に向いています。
大きな時計とグラフィック表示のダウンカウントタイマーにより視認性が高くなっています。いつでも再生の順番入替え、ジャンプ等の変更が可能です。再生が済んだカットは色が変わり誤操作を防ぎます。
上図.....左:Script display スクリプト表示 右:Playback プレイバックマシン
スクリプト表示は、文章の表示だけでなくスクリーンにマクロ定義によるボタン等をセットする事ができます。外部のモニターにシリアルで信号を送り表示させるも可能です。ニュース原稿、交通情報、天気予報等のテキストを表示します。外部のパソコンのテキストエディター(ワープロ)で原稿を作ることができます。ファイルを手動でロードするだけでなく、音のカット(曲)とリンクした自動表示を行えば、カットが呼び出されると自動で対応のカットを呼び出す事もできます。

Time Announce Management 時報アナウンス機能は自動時刻アナウンスを可能とします。時刻アナウンスの声はユーザーが自由に録音できます。12時間と24時間のスタイルが選べます。

上図.....SECURITY セキュリティー設定画面
DADPROはパワフルなセキュリィティー機能を持っています。システム管理者は、パスワードを設定し、ログイン名ごとに、マシンの選択、機能の使用の制限等を設定します。それぞれのユーザーごとの設定の保存もシステム管理者が行います。
上図.....各種ユーザーセットアップ設定画面

USER SETUPS

DADPRO は用途やユーザーの好みによってきめ細かく設定ができるよう、各種の設定画面が準備されています。