概要
ES-150は2台のESE マスタークロック出力を監視し異常時に信号を自動で切り替えるシステムスイッチャーです。
A及びBの2系統入力があり、A系のマスタークロックを監視し、自動またはマニュアルでB系に切り替えます。A系統への復帰はマニュアル操作となります。
機能/特長
切り替える入力信号はSMPTEおよびESE TC90タイムコード、秒パルス、RS-232Cシリアルデータ(Tx) 外部ステータス出力はオプションです。
エラー検知はESEタイムコードを監視し、その他の信号もB (バックアップ)系統へ切り替えます。
EIA 19インチ 1Uサイズ 482(W)×44(H)×255(D)mm
AC100-120 V動作
リアパネル
入力コネクタ
コネクタ |
信号 |
コネクタ |
NOTE |
SMPTE IN A / B |
SMPTE入力 |
XLR-3-31 |
2,3ピン切替え、1番共通GND |
DB9 IN A/B |
秒パルス, ASCII |
DSUB-9 (F) |
*1 メス座 インチネジ |
ESE IN A / B |
TC90タイムコード |
BNC |
A入力信号を監視してエラー検知 |
IRIG IN A / B |
IRIGタイムコード |
BNC |
*2 オプション |
10MHz IN A / B |
10MHzクロック |
BNC |
*2 オプション |
1PPS IN A /B |
秒パルス |
BNC |
*2 オプション |
*1 DSUBのA/B入力の各ピンを切り替えて出力。ピン1〜3は標準で切り替え。ピン4〜7はオプションで切り替え対応。
*2 A/B入力のリレー切替なのでコネクタ名以外の信号でも使用できます。シールド側は共通。
出力コネクタ
コネクタ |
信号 |
コネクタ |
NOTE |
SMPTE OUT |
SMPTE出力 |
XLR-3-32 |
2,3ピン切替え、1番共通GND |
DB9 |
秒パルス, ASCII |
DSUB-9 (M) |
*1 オス座 インチネジ |
ESE |
TC90タイムコード |
BNC |
リレー切り替え出力 |
IRIG OUT |
IRIGタイムコード |
BNC |
*2 リレー切り替え出力 (op) |
10MHz OUT |
10MHzクロック |
BNC |
*2 リレー切り替え出力 (op) |
1PPS OUTB |
秒パルス |
BNC |
*2 リレー切り替え出力 (op) |
BCD OUT |
ステータス、BCD |
DSUB-25 (M) |
*3 ステータス出力、BCD出力 (op) |
*3 ステータス出力オプション。
DSUB25/23ピン・・・A系選択中24ピンと接続。DSUB25/25ピン・・・B系選択中24ピンと接続。
BCDオプション無しでステータス出力使用時は24ピンはリレーコモン。BCDオプション同時使用時はGNDと兼用します。
BCD OUTオプションはESE TC90タイムコード入力をBCD変換して出力します。エラー補正はしていません。
DSUBコネクタのオス・メスは変更可能。発注時にお知らせ下さい。
フロントパネル操作
POWER
電源オン時に緑点灯
PRIMARY
A入力系統選択時に黄色点灯
A系統を通常使用とします。
BACK-UP
B入力系統選択時に赤色点灯
B系統はバックアップ系統の使用なので赤色で警告。
切替スイッチ
A A系統入力を強制的に選択します。
AUTO A系統入力のESE TC信号入力を監視し異常があるとB系統に切替えます。
B B系統入力を強制的に選択します。
RESET
AUTOモードでB系統に切替変わったとき、自動モードに復帰させるスイッチ。
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GPSマスター時計
マスター時計
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