ES-185U/NTP
GPS MASTER CLOCK /NTP time server

リアパネル接続


図はK, NTP オプションを含みます

|NTP,BNC部分拡大


NTP PORT NTPタイムサーバー用RJ45コネクタ。10Base-T、100BaseTXに対応。自動切換え。
Ethernet Version2.0 / IEE802.3 コンパチブル。
NTP RESET NTPの初期化用リセットボタン
VIDEO INPUT BNCコネクタ。SMPTE出力をVIDEO信号と同期をとるための入力です。
RS-170コンポジットVideo / black burst、1VPP、75Ω
VIDEO INPUT BNCコネクタ。SMPTEをVIDEO信号にロックするための入力です。
ESE TC90 OUTPUT BNCコネクタ。ESE規格のタイムコード出力です。マスター/スレーブ時計の標準的な接続方式です。スレーブを最大100台、ケーブル長は1,200メーターまでドライブできます。ケーブルはツイストペアまたは同軸ケーブルをご使用下さい。
TC90は日付情報を含みます。
TC89 OUTPUT TC90の元となった旧規格のESEタイムコード。
ESE TC89 OUTPUT TC90の元となった旧規格のESEタイムコード。
TC89には日付情報が有りません。
旧タイプのESEタイムコードリーダーに接続します。
IRIG B OUTPUT IRIG-Bタイムコード出力。BNCコネクタ。精度70μSec以内。
AMまたはTTLモードが本体内部のスイッチで選択できます。
AMモード   2-7Vpp。Mark Amplitude, Mark to Space 3.3 : 1 600Ω
TTLモード   TTL 5Vpp ≧4.0V ハイ ≦0.6V ロー
DB-9 コネクタ RS-232C, 1PPS, 時刻パルス等の信号など。
リアパネルコネクタ DB-9(F)  メス座 インチネジ
DB-9信号
ピン番号 信号 記事
1 予約 使用しないで下さい
2 RS232 TXD RS-232C 送信データ
3 RS232 RXD RS-232C 受信データ
4 1PPS (20% DUTY) 高精度。レシーバー直接出力。10nSecの精度。
5 1PPS (50% DUTY) 秒パルス。リジェネ出力。
6 RELAY (HR option) リレー接点出力 (HRオプション)
7 RELAY (HR option) リレー接点出力 (HRオプション)
8 GPS Lock GPSロックステータス、ロック時ハイ。 
9 Ground グランド

USB USBコネクタ。USB2.0コンパチブル。
PCと接続。
MASTER CONTROL PANELソフトウェアを使用してES-185Uの設定、PCの時刻校正を行ないます。
ANTENNA TNCコネクタ。付属のGPSアンテナを接続します。アンテナへの電源も供給しています。
アンテナ(1.575GHz)の出力ケーブル長は約5.5mです。アンテナケーブルを延長する場合はブースタが必要です。
アンテナ取り付け詳細
10MHz、1kHz出力 Kオプション。高精度10MHz、1kHz出力。位相一致の1秒パルス出力。
SMPTE タイムコード出力XLRコネクタです。ビデオシンク(BNC入力)に同期したタイムコードを出力可能です。ビデオシンクしている場合、SMPTEタイムコードのGPS再ロック時刻をMASTER CONTROL PANELソフトで指定できます。またVIDEO信号フレーム同期範囲の設定可能。
ドロップフレームでSMPTE出力を使用する場合は、必ずVIDEOシンク信号を接続してください。シンク信号が無いと、出力が数100msec程度ずれる事があります。
ユーザーズビットに日付情報の付加は4つのタイプから選択します。
Format L 10Y-X-Y-X-10M/10D-M-D-X (ESE標準、Leitchコンパチブル)
Format E ESE Format M-D-Y
Format S SMPTE 309M
DOY X-X-X-X-X-100D-10D-D

アクティブバランス出力。アンバランス負荷時は3ピンをオープンでご使用ください。
EBU/PAL対応可能。
BATTERY バッテリーのON<>OFF。スイッチをオンにして時刻の設定を行います。機器の動作を停止する時はスイッチを必ずオフにして下さい。出荷時はオフになっています。バッテリーが完全に放電して動作不良になる事を防ぎます。自動充電式。
停電時は最大4時間まで内部のバッテリーで TC-89, TC-90, 1 PPS, ASCII出力をサポートします。停電時SMPTE出力は停止、本体表示は消えます。
POWER AC100-120V入力。50/60Hz。


DB-9コネクタ
RS232C シリアルタイムコード出力は、PCや他のコンピューターシステムとインターフェイスします。毎秒、時刻と日付情報をアスキーコードで送ります。RS-232Cの場合TXDRXDのみを使用します。付属ソフトウェアによりPCの時計を校正可能です。

シリアルフォーマット
ASCII @9,600Baud、8bit、Non Parity、1 Stop
Format “D” <255>DMYHMSDMYHMx<254>
最初のDMYHMSは日、月、年、時、分、秒 UTC時間
二回目のDMYHMは日、月、年、時、分 ローカルタイムオフセット
x 衛星受信数 0=非ロック。1-12 =ロック数
毎秒1回出力。
1PPS (50% DUTY) 出力 1パルス/秒の信号出力で長時間の時計校正に向いています。マイクロプロセッサーによりリジェネレートされた信号です。この出力はES-165, ES-162Aの基準秒クロック信号に、またはES-165、ES-162Aのアナログ秒パルスに使用できます。
誤差1msec以内。ポジティブエッジが正です。
CMOS(74HCT04)バッファ出力。ソース・シンク電流 最大25mA
RELAY (HR option) HRオプション。リレー接点出力。4つのプログラミングが可能です。
MASTER CONTROL PANELソフトで時間を設定できます。
リードリレー接点出力。最大500mA、10W。無誘導負荷の事。
GPS Lock TTLコンパチ出力、GPSにロックすると”1”となります。CMOSバッファ出力。ソース・シンク電流 最大25mA
フロントパネルのLOCKと同じ。

シリアルデータによるPC時計の校正

DB-9のRS-232C信号またはUSBコネクタとPCを接続して、PC時計を校正できます。
ESEの時計のDサブコネクタはシリアル以外の用途にも使用しており市販のシリアルケーブルでは動作しまん。


接続ケーブル例
コネクタはケーブル側を示す。
信号 ES-185U側(DSUB-9M)   PC側 (DSUB-9F) 信号
TXD 2pin ------ 2pin RXD
RXD 3pin ------ 3pin TXD
GND 9pin ------ 5pin GND


最新版のソフトが (Windows 95/98/NT/2000/XP 用ソフト含む)がダウンロードできます。
ダウンロードしたファイルをダブルクリックして下さい。自動解凍されます。このファイルを置くディレクトリーはC:\TEMP\のようにして下さい。(英語8文字以下)
MASTER CONTROL PANEL.ZIP
ダウンロードアドレス  http://www.ese-web.com/software.htm


定格
GPSレシーバ Motorola 12-channel、 M12+ Oncore Timing
GPS Antenna Gain: 25dB, Bandwidth: 2MHz
Option ANT: Gain 25dB, Bandwidth: 25MHz
オプションで高性能タイプ有り
表示 フロントパネル 9桁黄色の7セグLED。15mm高タイプ
通算日、時、分、秒 表示
1PPS 出力 DB-9コネクタ。TTL出力、立ち上がりエッジ:正
#1: 20%Duty レシーバーから直接の信号。
#2: 50%Duty リジェネ出力。
ESE TC 出力 TC89およびTC90。BNCコネクタ。
IRIG 出力 BNCコネクタ。精度70μSec以内
AMまたはTTLモード (本体内部切替え)
SMPTE TC 出力 XLR3-32、負荷600Ω以上、アクティブバランス出力
RS-232C 出力 DB-9の一部ピン使用、ASCII Date & Time、毎秒1回出力 ESE Format ”D”
RS-232C FORMAT ASCII @9600Baud、8bit、Non Parity、1 Stop
VIDEO 入力 BNC、RS-170コンポジットVideo / black burst、1VPP、75ohm
NTP RJ45コネクタ。10 / 100BaseT自動切換え
Ethernet Version2.0 / IEE802.3 コンパチブル
精度 1PPS 10nSec以内 (20%DUTY出力)
ESE TC 17mSec以内
SMPTE GPSに対し±0フレーム以内。
IRIG 1μSec以内。
NTP 15mSec以内
電源 AC90V-120V, 15W
サイズ 482(W)×44(H)×240(D)mm
コネクタなど突起含まず。
重量 2.5g (本体)


ブラウザによる機器設定例




Primary セッティング画面

基本設定
Set Time
初期時刻設定を行います。

Set Date
日付の設定を行います。

Timezone Offset
タイムゾーンはESEタイムコードに有効です。

Daylight Savings
夏時間の有無を設定します。日本はDST OFF。

TC-89 Format
12時または24時の選択。

Second Offset
秒のオフセットが可能です。

Milli-Second Offset
ミリ秒のオフセット設定。

SMPTE 設定


Mode
SMPTE出力のモードを選択します。
通常Drop Frame

Date Format
ユーザービットの日付フォーマット
通常Format L

Max Drift before resync
リシンクをかける最大フレームずれ

Enable Resync at
指定時間にSMPTEの時間をGPSの時刻で再シンクします。

Resync SMPTE Now
直ちにSMPTEの時間をGPSの時刻で再シンクします。
Relay Eventsセッティング画面


HRオプション

のリレーパルスの出力時間を設定します。
毎時最大4回の出力が可能です。

毎時、設定した分/秒にリレー出力します。
NTP セッティング画面


IPアドレスを設定します。

NTPポートを設定します。通常123

サブネットマスクを設定します。

ゲートウェイアドレスを設定します。

DNSアドレスを設定します。
Broadcastセッティング画面


ブロードキャストを行うかどうかの設定。

ブロードキャストの3つのサブネットを設定できます。

Password セッティング画面

パスワードの設定をします。

パスワードの設定を行なうと、以後、設定にあたってはパスワードの入力が必要になります。

英数半角4文字



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 ESE SMPTEユーザービット情報