第27回 うるう秒実施 (今回)
2017年1月1日に実施予定。
第26回 うるう秒実施
2015年7月1日に実施されました。
ESE社GPSマスター時計のうるう秒対応。
対象機種
ES-101, ES-102U, ES-103U, ES-185U,ES-185E, HD-488/GPS,HD-488E/GPS など
GPS受信のマスター時計は変更操作は不要です。
うるう秒時の動作
閏秒が発生した場合、同じ秒を2度表示します。
ESE社製のGPSマスター時計はモトローラ製のGPSレシーバーを採用しておりますが、
そのレシ−バーからは閏秒の情報が供給されないため、ESE社のソフトでその補正を
行っております。Leap Indicatorはサポートしていません。
例
(日本時間9時にうるう秒実施)
ES-102U, ES-103U, ES-185U/NTP 08/11/11 update
08:59:58
08:59:59
09:00:00
09:00:01
09:00:01
09:00:02
09:00:03
機種、バージョンによっては以下のように表示
ES-102 旧
08:59:58
08:59:59
09:00:00
09:00:01
08:59:62
09:00:02
09:00:03
うるう秒補正のため、"08:59:62"という秒を増やしています。
スレーブ時計は02秒または03秒を繰り返します。
NTPクライアントはNTPサーバーから最新時刻を取得すると正しい時刻となります。
NTPタイムサーバー動作
画面表示と同じ時刻をクライアントに提供します。
クライアントがリクエストしたタイミングでクライアントの時刻は修整されます。
また、ブロードキャストを設定している場合は、このタイミングで修整されます。
Windows Time Synchronization サービス (W32Time) の実装は、IETF RFC 1769 で定義される
SNTP (Simple Network Time Protocol) に準拠しています。
RFC 1769 は、下記の Web サイトで参照できます。 (英語)
http://www.ietf.org/rfc/rfc1769.txt?number=1769
ESEマスター時計のうるう秒対応。
該当機種
ES-160U、ES-160A, ES-194U, LX-194U, ES-194A, LX-194A, ES-192, ES-911/TSM
いずれも、秒パルス校正、または自走タイプ。
内蔵水晶を基準に自走、または外部からパルスを受けているマスター時計は、うるう秒の補正操作が必要です。
自走またはパルス校正の時計の動作と修正方法。
ESEマスター時計うるう秒設定 80kB
ただし、オプションで、分・時パルス補正の採用のユニットは自動修整されます。
秒パルス間隔を自動補正しているシステムでは、自動で補正されます。
(100秒間を1.01秒カウントするシステムでは7msec/Pulse補正タイプのファームウェアが必要です。
2010,年以前の出荷機器は5msec/Pulse補正が標準です。ご不明の場合はお問い合わせください。
これまでのうるう秒実施 実施
第26回 2015年7月1日 + 1 秒 うるう秒 協定世界時-国際原子時 -36 秒
第25回 2012年7月1日 + 1 秒 うるう秒 協定世界時-国際原子時 -35 秒
第24回 2009年1月1日 + 1 秒 うるう秒 協定世界時-国際原子時 -34 秒
第23回 2006年1月1日 + 1 秒 うるう秒 協定世界時-国際原子時 -33 秒
2000〜2005年 無し
第22回 1999 年 1月 1日 + 1 秒 うるう秒 協定世界時-国際原子時 -32 秒
第21回 1997 年 7月 1日 + 1 秒 うるう秒 協定世界時-国際原子時 -31 秒
「うるう秒」
地球の公転・自転に基づき時刻を決める「天文時」と、原子時計とのずれを調整するため
1日の時間を1秒長くするします。
日本では標準時に「午前8時59分60秒」が挿入されます。
日本標準時プロジェクト
http://jjy.nict.go.jp/
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