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SAS 32000はマイクロプロセッサーコントロールによる放送用にデザインされたハイパフォーマンスオーディオルーティングスイッチャーです。 上位機種であるSAS 64000 スイッチャーと同様なシステムデザインコンセプトを採用しており、その優れたアーキテクチャーはシステムの変更/拡張に対応が取りやすく、長期に渡りご使用いただける製品です。 モジュール化されたユニット構成により、システムを設置した後での現場作業による入出力チャンネルの追加も容易です。既存のシステム拡張時にも今までの資源はそのまま使用ができ経済的です。 |
フロントページ Computer Software Control Panels 64000 System 32000 System 16000 System |
簡単な技術説明 SAS 32000 は 32 ステレオ入力 /16 ステレオ出力の3Uラックマウントサイズのサブシステムです。 本体フレームに全ての入力カード、クロスポイント/出力アンプカード、コントローラー、電源ユニットを収納します。 複数のフレームを接続することで入出力チャンネルを拡張できます。ワンフレームでは32 ステレオ入力 /16 ステレオ出力マトリクスですが、二つのフレームでは32 ステレオ入力 /32 ステレオ出力または64 ステレオ入力 /16 ステレオ出力に対応できます。モノラルではワンフレームで64入力/16出力、32入力/32出力として使用できます。 その他、拡張例、64モノラル入力フレームと32ステレオ入力フレームを組み合わせ、64モノラル+32ステレオ入力、16ステレオ出力システムとしての構成も可能。3台のフレームにより64ステレオ+64モノラル入力、16ステレオ出力構成が可能。 複数の入力チャンネルをミックスして出力ができる機能により、32x32のミックスマイナス・マトリクスを構成し、電話会議システム、コミュニケーションシステムのルーターとして使用も可能です。 RS-232/RS-422 シリアルコントロールリンクは各出力モジュールの制御ポートとフレームコントローラーとの通信を行います。フレームコントローラーに接続したX-Yリモートは全てのチャンネルのクロスポイントを制御できます。 システム内部接続 "Wireless" コンセプト SAS 32000は高い安定性を確保するために金接点のユーロコネクタを採用、各カードの入出力信号はフレーム本体の受け側ユーロカードコネクターに直接端子ピンを挿入します。内部の信号経路はバス基板によりダイレクトに行ない、全ての信号はケーブルによる接続がありません。 入出力信号の外線処理用コネクターは各種のオプションからも選択いただけます。 |
Power Supply Modules 本体フレーム二台のSPS-3 スイッチングパワーサプライモジュールを実装可能です。それぞれの電源ユニットは電源ケーブルも独立しており、系統の異なったAC電源を供給し信頼性を向上させます。 高能率の電源ユニットの採用により、熱の発生を抑えました。 |
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SIA-8 Input Module DCA-8 Amplifier |
Input Amplifiers Model SIA-8 ステレオ入力モジュールはステレオ8チャンネルのアクティブバランス入力アンプを持ったカードです。 4枚のSIA-8 カードよより32ステレオ入力チャンネルを構成します。 DCA-8 デジタルコントロールアンプは8系統のデジタル制御ゲインコントロールアンプで最大125dBのゲインレンジを持っています。モノラル32チャンネル入力構成のスイッチャーは最大4枚のDCA-8 モジュールを内蔵できます。 DAS 9600 メインフレームは最大12枚の(96チャンネル)のDAC-8 モジュールを実装可能で、システム入力または出力のレベルコントロールが可能です。 |
SXT-32 Xpoint Module |
Crosspoint Output Modules Model SXT-32 ステレオクロスポイント/出力モジュールは32ステレオチャンネルの電子スイッチとステレオ出力アンプを持っています。オンボードのCMOSマイクロプロセッサーは全てのクロスポイントを制御し、個別のアウトプットコントローラーからの制御を受け付けます。 フレームコントローラーを通してX-Yリモートパネルの制御を受け付け、ステータスを返します。 |
Control Panels |
Remote Control Panels SAS 32000 のリモートユニットはSAS全てのスイッチャーリモートに共通して使用できます。ラックマウントタイプ、パネルタイプ、ロータリーシャフトエンコーダーにより操作する8桁のアルファベット表示リモート、またはダイレクトスイッチタイプなど各種のリモートパネルから用途に合わせて選択できます。 各出力カードに対応するリモートユニットとMCU-10フレームコントローラーに接続するX-Yタイプのリモートがあります。 フレームコントローラーはPCから制御可能です。 |
GPI-1600 Salvo Sequence Generator |
Automation GPI1600ユニットはパラレル入出力制御を行うインターフェイスです。オートメーションソフトにより自動運転が可能です。16系統のロジック入力と16系統のリレー出力の動作をソフトで設定します。 特注の自動制御システム構築も対応可能です。 |
SAS 32000ブロック図 SAS 32000 Single Frame Block Diagram |
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32000フレームを最大4台組み合わせて入出力チャンネルを増やす事が可能です。 Audio Block Diagram For 96 Mono/Stereo Inputs And 32 Stereo Outputs |
Specifications
SYSTEM | AUDIO INPUTS | ||
Gain Frequency Response Noise Dynamic Range THD IM (SMPTE) Crosstalk Seperation |
0dB, +-0.2dB, 20-20khz +-0.1 dB, 20-15khz +0/-0.25dB, 20khz <-86dBu, 20khz bandwith >114dB <0.05%, 20-20khz <.05% <-70dB, 20-20khz, adj inputs <-100dB: typical @ 1khz <-70dB, 20-20kHz; -100dB @ 1 kHz |
Input Impedance Max Input Level CMRR AUDIO OUTPUTS Source Impedance Max Output Level |
>50k ohms, balanced +28dbu Exceeds 70dB, 20-20khz, -90 dB, typical 50/60 Hz 60 ohms +28 dBu, 10k ohm load +25 dBm, 600 ohm load |
SERIAL INTERFACE |
GENERAL | ||
Terminal Computer/Modem SAS Panels |
RS-232, 19.2 kilobaud RS-232, 9600/1200 baud RS-485, 76.8 kilobaud |
Power Requirements Physical Size (each frame) |
115-230 VAC, +-10%, 200VA max 5.25"H x 19"W x 18"D (3 EIA rack units) |
Sierra Automated Systems Broadcast & Communications |
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