インターネットに接続していないパソコンシステムの時刻校正

パソコンの時刻校正はインターネット上のNTPサーバーに接続して正しい時刻にする事が出来ますが、
セキュリティ上の問題、または設置環境によりこの方法がとれない場合があります。

下記の方法でパソコンの時刻を校正できます。
時刻情報データを何から取得するか、また出力方法により各種の組合せがあります。

1.GPSマスター時計を使用する。
1-1. GPSマスター時計のRS-232C(USB)出力をパソコンに接続し、専用ソフトでパソコン時計を校正する。
     対応製品例
     ES-101, ES-102U, ES-185E, HD-488E/GPS/NTP, など

1-2. NTPサーバー機能付きGPSマスター時計を使用する。
     対応製品例
     ES-104E, ES-185E/NTP6, HD-488E/GPS, ES-291, ES-292 など
    


2.インターネットのNTPタイムサーバーに接続するが、セキュリティ上は切り離す方法
2-1. NTP接続マスター時計のRS-232C出力をパソコンに接続し、専用ソフトでパソコン時計を校正する。
     対応製品例
     ES-198, ES-166U/NTP/RS,ES-188E など


3. 正しい時刻に校正されたIRIG信号を受ける方法
3-1. IRIG入力マスター時計のRS-232C出力をパソコンに接続し、専用ソフトでパソコン時計を校正する。
     対応製品例
     ES-270U/RS, ES-276U/RS, HD-488E/IRIG, など

3-2. NTPサーバー機能付きIRIG入力マスター時計を使用する。
     対応製品例
     ES-299E, HD-488E/IRIG/NTP, など


4. 正しい時刻に校正されたSMPTE信号を受ける方法
4-1. SMPTE入力マスター時計のRS-232C出力をパソコンに接続し、専用ソフトでパソコン時計を校正する。
     対応製品例
     ES-161UP/RS, HD-488E/IRIG, など

4-2. NTPサーバー機能付きSMPTE入力マスター時計を使用する。
     対応製品例
     ES-289E, HD-488E/IRIG/NTP, など

5. パルスでマスター時計を校正 (毎時、毎分、毎秒パルスなど)
5-1. パルスで校正されたマスター時計のRS-232C(USB)出力を、専用ソフトでパソコン時計を校正する。
     対応製品例
     ES-160E, ES-194U/RS, など

時刻と同期したSMPTE、IRIGタイムコードの出力