TX50V3 ※取り扱い終了 Direct Digital Synthesis FM Transmitter
TX50V3
OVERVIEW|製品概要


出力50W 1Uサイズ 最新テクノロジー採用のFM送信機

※こちらの製品の取り扱いは2022年2月28日(月)をもって終了することとなりました。詳細は弊社Web内上部タブ「NEWS」より、「取扱終了ブランドのお知らせ」をご覧ください。

RF出力は5Wから50Wの間で調整可能。県域放送の中継局、コミュニティ放送局に最適です。
高度なデジタルテクノロジーにより多機能、安定した動作
ダイレクト デジタル シンセサイズ方式により超低歪でクリーンなサウンド。
Ethernet接続で設定変更と監視が可能。PCブラウザーで動作状態を確認できます。
フロントパネルの全ての設定項目をリモートで変更も可能。
アラーム機能は無音、温度上昇、動作異常時などを検知してGPIによる接点信号出力を装備。
e-mail通報、SNMP を使った監視にも対応。
GPIは接点を受けて入力信号の切り替え、送信機の切り替えなどにも使用できます。
入力信号はアナログ/AESデジタル/コンポジットに加えcomposite/ MPX AES192(AESデジタルにコンポジット信号を伝送 192k/24bit)サポート。
ふたつのコンポジットMPX入出力
ログ機能あり、UDPまたはRS-232C出力、本体内部にも最大1か月分をファイル保存します。

オーディオプロセッサを内蔵
標準で4BANDのDSPXオーディオプロセッサを内蔵し安定した変調度をキープ、システム全体のコストを抑えます。
アナログ入力またはデジタル入力の信号をプロセスできます。
あらかじめBW audio processor DSPXmini Encoreと同様な14のプリセットが用意されています。
独自のユーザー設定も可能です。

FM同期放送に対応
FM同期放送(複数の送信機を単一周波数で運用)に対応。
通常の送信システムを後で同期放送システムに更新する場合も、本送信機は設定を変更するだけで対応可能です。
同期放送の場合は外部リファレンスシンク 10MHz/1PPSに切替、オーディオディレイは0-20mSec(μSecステップ)、パイロット位相調整(0-359°)、MPXディレイ 0-500μSecなどきめ細かく調整できます。
最新のデジタルテクノロジーにより、FM同期放送※機能まで標準で装備しながら、低価格でご提供いたします。
※FM同期放送には別途GPSリファレンス周波数受信機ES-110などリファレンスとなるGPS周波数標準受信機の10MHz,1PPS信号が必要です。

協力会社との連携で電測、申請、設備工事、システム調整と対応いたします。
詳しくはお問い合わせください。

SPEC|仕様
  • 機能/特長
  • 定格
  • ブロックダイアグラム

  • 出力可変 5W~50W
    デジタル処理によるプロセッシング
    同期放送用のGPSリファレンス入力
    XLRアナログ・デジタル入力
    ふたつのMPX入出力
    DSP使用のステレオジェネレーター
    DSPXマルチバンドプロセッサー内蔵
    VSWR, 温度監視機能
    イベント・アラーム・GPI機能
    RS-232C, Telnet, SNMP
    htmlブラウザー画面でコントロール
  • RF
    RF出力 5W ~ 50W
    周波数範囲 76MHz~108MHz (Jバージョン) 50kHzステップ、ダイレクトデジタルシンセサイズ
    周波数安定度 ±150Hz以内、0℃~50℃ 10-6クラスの内部TCXOd使用。10MHz Ref.入力信号で高精度化対応
    FM変調 100%変調偏移200kHzまで調整可能、デフォルト 75kHz、最大偏移 320kHz
    VSWR 1.5:1まで。出力オープンまたはショート保護
    RFコネクタ N-Type, 50Ω
    AUDIO & MPX
    MPX入力 コネクタ: BNC x2
    レベル: -10dB ~ +12dB, Zin=18kΩ
    MPX出力 コネクタ: BNC x2
    レベル: 最大+12dB、600Ω以上の負荷
    アナログ入力 XLR-3(F)
    デジタル入力 XLR-3(F), 32kHz~192kHz, MPX AES192対応
    STEREO
    モード Stereo, Swap L/R, Mono L+R, Mono L, Mono R から選択
    プリエンファシス 0、50、75μSec 選択
    パイロット 19kHz ± 0.1Hz (レベル調整可)
    オーディオローパスフィルター -80dB @ 19kHz
    S/N比 AES 90dB以上、アナログ 86dB以上 100%変調基準 @400Hz、DIN-Aカーブ補正, 75μSec時
    ステレオセパレーション 75dB以上 (20Hz~15kHz)
    OTHER
    Audio Processing AGC: WideBandと4 Band
    Equalization: Parametric、シェルビング Bass Enhancement
    Clipping: Multiband distortion-controlled、pilot 保護付composite clipper
    Processing modes: 複数のプリセット選択
    Remote I/O Ethernet port: web GUIインターフェイス、SNMP
    RS-232C: Telnet control
    Parallel GPI/O: DB-9(F) 制御用入出力
    電源 AC100V~240V
    消費電力 平均109W / 50W出力時
    サイズ W=482, H=44, D=380 (mm) 突起、コネクタ含まず
    質量 3.7kg
  • tx-v3_blockdiagram

DISCRIPTION|製品概要

フロントパネル 機能
tx50v3_fr-function
1 OLED表示画面。ステータスと設定画面を表示
2 メニュー設定ノブ。ハイライトの項目を選択してノブを押すとオプション選択
3 メニューナビゲーションボタン
4 RFサンプルポート。測定用コネクタ
5 LEDインジケーター。ステータスを表示
 
リアパネル 機能
tx50v3_r-function
7 RF出力コネクター。N-Type
8 外部10MHz, 1PPSリファレンス入力
9 RS-232C シリアルインターフェイス。DB-9F
10 GPIOパラレル制御コネクタ。DB-9M
11 イーサポート。RJ45
12 アナログ入力コネクタ。XLR-3F
13 デジタル(AES)またはデジタルMPX入出力。RJ45
14 コンポジット(mpx)入出力。BNC
15 AC電源入力コネクター。IEC 13A
 
ブラウザー画面 サンプル
画面をクリックするとデモ画面にリンクします。
TX50v3 画面サンプル

 


 
TX V3シリーズ用送信機用自動切替ユニット
BTC-210AB_front
BTC-210Aは送信機の現用機がエラー発生時に自動で予備機に切換えます。
フロントパネルで自動/手動モード切替え、強制切替え、送信停止制御を操作できます。
エラーステータスLED表示、ブザー警報機能あり。
リモートユニット(BTC-210B)は演奏所側でBT-210Aと同じ機能をリモート操作できます。