IPコーデック

IPネットワークを通して高品質な音声を伝送します。
目的、用途、性能、ご予算などにより、様々な機器から選択できます。
SCAサウンドソリューションズ社は、最適な機器選択とコストパフォーマンスに優れたシステム提案をいたします。
ブランド

digigram_logo AXIA_logo Telos_logo

IP回線について
IPコーデックが利用するIP回線の条件は、伝送する音声のクォリティーと信頼性の担保をどこまでとるかによって様々な機器の設定と回線の組み合わせが考えられます。

コーデックのアルゴリズム
音声を圧縮する事で回線の伝送容量を減らすことができます。
以前、ISDN使用のコーデックではMpeg Layer2 (mp2), Layer3 (mp3)を使う製品が一般的でしたが、最新のIPコーデックではこれらに加え、LINER(非圧縮)はもちろん、MPEG-4AAC, AAC-LD, HE-AACv2/v1, AAC-ELD 更にはG7.11/722, Ops, aptX など様々な選択が可能になっています。

伝送方法
イーサネットを使用して伝送するわけですが、信頼性を高める(音飛びを防ぐ)ためにひとつの回線に時間をすこしずらしてふたつのストリーミングを伝送、受け側はエラー発生時には自動で切り替える方式、更に回線自体も二重化してより信頼性を高める方法があります。
これらの冗長機能は、機器により異なります。

通信回線
通常ふたつ(以上)の拠点間を結ぶイーサネットサービスを用意します。
多くの通信業者が様々なイーサネットサービスのサービスを行っています。
速度 10Mbps以上、圧縮であれば1Mbpsでも可。帯域保証ありが良い。
サービスは大きくふたつの方式から選択となります。
IP-VPNによるサービス・・・・低価格、安定性が劣る。
専用線によるサービス・・・比較的高価、信頼性・安定性が高い。

特殊使用方法
FM同期放送などの目的で、複数の拠点間での音声ディレイを一定に、低遅延で送る事が出来ます。
QoS対応、低回線ジッタ、マルチキャスト、IGMPを伝送、PTPに対応できる回線が必要です。

インターネット接続
モバイルルーターと組合せて何処からでもインターネット接続できる製品もあります。
ラジオ中継など、不特定の場所から簡単に接続したいときに便利なコーデック。
Zephyr IP ONE/D