
Linear Acoustic 製品の特徴
Linear Acoustic製品は、地上デジタル放送、衛星放送、OTT(動画配信サービス)などのテレビ送出(マスター)や中継・制作現場において、「厳格な放送規格への完全準拠」と「最高峰の音質保持」を全自動で両立させるための音声処理ソリューションを提供しています。
1. 高精度なラウドネス制御「AEROMAX®」アルゴリズム
テレビ放送において、番組からコマーシャル(CM)に切り替わった際などの不自然な音量差を解消する、同社のコアとなるマルチバンド音声処理技術です。
自然な聴き心地: 音声のダイナミックレンジや質感、制作者の意図を損なうことなく、人間の聴覚特性に合わせて全自動でリアルタイムに音量を均一化します。
国内外の基準に完全準拠: 日本の「ARIB TR-B32」や米国の「CALM法」といった厳格なラウドネスレギュレーションに完全適合します。
2. 業界標準のアップミキシング技術「UPMAX®」
ステレオ(2チャンネル)で制作された過去のアーカイブ映像や、現場から送られてくる中継音声を、違和感のない自然なサラウンド音声(5.1チャンネルなど)へとリアルタイムに拡張・変換する技術です。
逆変換(ダウンミックス)した際にも位相の乱れや音声の欠落が起きない高い互換性を誇り、ステレオとサラウンドが混在する放送現場の運用を劇的にシンプルにします。
3. 次世代テレビ放送(NEXTGEN TV / ATSC 3.0)への完全対応
Linear Acousticは、没入型オーディオ(イマーシブサウンド)やオブジェクトベースオーディオの分野でも最先端を走っています。
最新のイマーシブ・サウンドフィールド・コントローラーである UPMAX ISC は、2chや5.1chのソースから「5.1.4ch」や「7.1.4ch」といった天井スピーカーを含む次世代の3D立体音響へアップミックスが可能です。
LA-5300 などのプロセッサーは、Dolby AC-4のエンコード・デコードやリアルタイム・ラウドネス・レベラーを搭載し、次世代のテレビ放送(ATSC 3.0)や高度広帯域衛星放送のワークフローにワンストップで対応します。
4. 用途に合わせて選べる柔軟なハードウェア&ソフトウェア
AERO.20 / AERO.200 / AERO.2400 : PCMオーディオ専用の1RU/2RUサイズ高機能ラウドネス管理プラットフォーム。強力なAEROMAXエンジンを搭載し、3G-SDIやAES3、さらに大規模ネットワーク対応の AERO.8000 ではLivewire+ AES67といったAoIP(Audio over IP)環境にシームレスに統合できます。
AERO.enterprise(ソフトウェア版): ハードウェアの枠を超え、汎用サーバー(COTSハードウェア)上で動作するソフトウェア定義型のテレビ音声処理ソリューションも展開。仮想化やクラウド化が進む現代のマスタールームに対応します。








































