フロントパネル説明

1. Call ボタン
このボタンを押して通話に応答するか、Auxポートにつないだ電話機から電話をかけることができます。

2. Dropボタン
このボタンを押して通話を終了、回線を切ります。

3. Send レベル
相手先(電話回線)に送る通話音量を調整します。

4. Callerレベル
着信した音声がXLR出力端子から出力される際のレベルを調整します。
着信者レベルが高すぎて、赤色のピーク -3 dB LED が点灯する場合、内部ジャンパーの設定を変更する必要があります。

5. Send-to-Mixレベル
端子に送る音声のレベルを調整します。

6. Caller-to-Mixレベル
端子に送られる通話音声のレベルを調整します。

7. Headphones
ステレオヘッドフォンジャックには、とのレベルコントロールで
調整した信号を聞きます。左右チャンネルの同じ信号です。

8. Mix Monitor
ヘッドホンおよびリアパネルのスピーカー端子に送るミックス信号のレベ ルを調整します。

9. Power LED
電源オンを示します。

10. Ring LED
着信があると点滅します。

11. OH LED
通話中（オフフック）時に点灯します。

12. Signal LEDs
送信 (Send) LEDは、電話回線に出力される信号レベルを表します。
受信 (Recive)のLEDは、電話回線から送られてくる信号レベルを表します。

13. AGC – Automatic Gain ControlH LED
この機能を有効にすると、すべての発信者が平均的なレベルで受信できるように、発信者(コーラー)音声のゲインを自動的に調整します。

14. Caller Ducking
Duckingを有効にすると、ローカルオーディオが存在する場合 (局側で喋っている間) 、innkeeper 1rxは発信者(コーラー)のオーディオレベルを9dB下げます。

15. Presence
この機能を有効にすると、発信者音声信号の低域がブーストされます。
プレゼンスは、発信者(コーラー)音声信号のみに追加されます。

16. 1 kHz Tone Generator
ボタンを1回押すと、フルスケール0dB、最大出力レベル1kHzのトーンが電話回線に送信されます。
もう一度押すと、この信号がCaller コネクタから出力します。3回目に押すとオフになります。

17. Auto-Answer
有効にすると、innkeeperは自動的に着信に応答し、発信者が電話を切った後に切断します。
自動応答は、最初の呼び出し音で行われます。

リアパネル説明

1. Phone Line
アナログ電話回線に接続します。PBX経由の場合、極性反転サポートが無く自動切断ができない事があります。

2. Aux Phone
アナログ電話機を接続して、通話設定やダイアル操作、プロデューサーコールのスクリーニングを行うことができます。

3. Caller Output
XLRラインレベル出力（オス・バランス）は、通話者の音声のみを出力します。

4. Mix Output
XLRラインレベル出力（オス・バランス）は、とのレベルコントロールで決定した送信と受信のオーディオのミックスを出力します。

5. Mic / Line switch
Send (XLRコネクタ)入力の感度を設定します。ダイナミックマイクロホンを端子に直接接続する場合は、に設定します。ミキサーの出力に接続する場合は、に設定してください。
本機は、コンデンサーマイク用のファンタム電源を供給しません。

6. Send Input
アナログXLRメスバランス入力。この信号を通話先に送ります。
マイクまたはラインレベル入力選択可能。

7. Remote Control Jack
10ピン RJ-50 モジュラージャック、以下の用途に使用
　A. RS-232 ケーブル (標準付属　RJ-45//DB-9F)
　B. JK Audio RIU-IP リモートインターフェイス。オプション.
　C. JK Audio Guest Module 1 Remote Keypad。オプションのダイアル可能な専用のリモートボックス
　D. JK Audio Concierge Switch Core

8. Remote Terminals
制御用ユーロ端子8ピンコネクタ。
小型スピーカー、リモートLED、テープレコーダーコントロール、コンソールコールコントロールスイッチなどの接続用ネジ端子です。

　1. スピーカー(+)　8 Ω以上, 最大1 W　ヘッドホンと同じ音声をスピーカーに出力
　2. スピーカー(-)
　3. Ring LED 着信呼出しステータス出力 +4.3 VDC, 最大40mA
　4. シャーシグラウンド
　5. OH LED 通話(Off-Hook)ステータス出力　+4.3 VDC, ,最大40mA。ハイブリッドがオンの間ハイ
　6. Call (NO) リモート入力、このピンを瞬間GNSにおとします。 ボタンと同じ機能
　7. Drop (NO) リモート入力、このピンを瞬間GNSにおとします。 ボタンと同じ機能
　8. 予約

9. Power Jack　　ユニバーサルAC電源入力。AC 100～240V、50-60Hz。

ブロックダイアグラム

機器内部ジャンパ線設定。
デフォルトではPhone Line Jackと Phone Jackはパラ接続。
ハイブリッド動作中でも電話機で喋るとハイブリッドに音声が流れます。
ジャンパ取り外しするとハイブリッド動作中(Call状態)では電話機は回線から切り離されています。
ドロップ状態の時だけ電話機を使用できます。(Telos Hx1, Hx2と同等)

Guest Module 1(別売)
innkeeper 1rxのオンフック／オフフック、ダイアル機能にリモートアクセスできる便利なデバイスです。
ボタンは着信時に点滅し、着信中は点灯したままになります。
ゲストモジュール1のキーパッドを使用してダイアル発信すると、トーンは電話回線に直接送信され、耳元でダイアルトーンが鳴って戻ってくることはありません
inkeeper-1rxのRemote Control Jack（RJ50 10pin）コネクターに接続します。

RIU-IP オプション(別売)
innkeeper 1rx、 innkeeper 2、innkeeper 4 用に設計されたwebリモートコントロールインターフェイスユニットです。
これらの製品はウェブサーバーを内蔵しており、ユーザーのPCからウェブブラウザーを通じてinnkeeperの操作を行うことができます。
RIU-IPとユーザーのコンピューター内にあるNICカードに接続して直接制御を行ったり、スイッチやハブに接続してネットワークを制御したり、
インターネットに接続したイーサネットポートに接続するなど、場所を選ばず制御を行うことが可能になります。
innkeeper 1x/1rx, innkeeper 2 または innkeeper 4のRemote Control Jack（RJ50 10pin）コネクターに接続します。
PCをイーサコネクタに接続します。RIU-IPの電源はinnkeeperから供給します。