Omnia XII A new generation of audio processing
OVERVIEW|製品概要

Omnia XII Logo
魂から築き上げられた、新世代のブロードキャストオーディオプロセッサー
フランク・フォティとオムニアチームが数十年にわたって培ってきたオーディオ処理の専門知識と経験の集大成が、
これまでで最高の音質と最も先進的な設計を誇るプロセッサー Omnia XII に結実しました。

体で感じられるオーディオ
放送音声は、単に音源がプロセッシングチェーンを通過するだけではありません。エレキギターのカッティング、
力強いドラムのビート、思わず身を乗り出してしまうような歌声。フランク・フォティとオムニアチームの長年培って
きた音声処理技術を元に、あらゆる瞬間をより強く印象づけることでリスナーを熱狂の渦に巻き込みます。
創造は自由
Omnia XII は全く新しい AGC、コンプレッサー、リミッター、ダイナミック EQ、パワフルな低音管理ツール、
そして新開発のファイナル・クリッパー Clemenza を搭載。また、理想の音を作り込むエンジニアのための
詳細設定を持つ一方、より早く最高のサウンドを実現したいエンジニアも満足する QuickTweak™ も用意。
放送局のブランドイメージにあった幅広い音作りを可能にします。
安心の標準装備
独立した二重化電源、プライマリAES3 およびコンポジットのリレーバイパス、ST2022-7 に準拠した AoIP の
冗長化にも対応。また、自動フェイルオーバー可能なソース切り替え、フィラー用オーディオプレーヤーやファーム
ウェア用のデュアルソフトウェアバンクを搭載。もしもの時の充実した備えを標準装備しています。

SPEC|仕様
  • 機能/特徴
  • 仕様
  • ・広帯域AGC+5バンドマルチバンドAGC、コンプレッサー、6バンドマルチバンドリミッターアーキテクチャ
    ・比類なき低音管理機能
    ・ダイナミックEQ
    ・クリーンでパンチの効いた、歪みのない楽なラウドネスを実現する高度なFMクリッパー設計
    ・複雑なプロセッサチューニングを簡単に実現「QuickTweak™」。当然ながら自ら詳細な設定を実施することも可能
    ・FM/HD-1信号の処理(デジタル放送向けに同時処理可能)
    ・ITU-R BS.1770ラウドネスメーターおよびMPXパワーメーター
    ・デジタルオシロスコープやFMスペクトラムアナライザーなどの診断ツール内蔵
    ・外部の機器をウォーターマーク用にインサート可能
    ・Nielsen、Fifty5Blue、およびIpsosのウォーターマークエンコーディングをサポートするSDK統合
    ・SSBSC(単側波帯抑制搬送波)のサポート
    ・Livewire+ AES67 I/O
    ・IP上のリニアMPX規格、オプションでµMPXエンコーディングに対応
    ・リモート制御およびSMPTE 2022-7ワークフロー用の3つのネットワークインターフェースにより、柔軟でシームレスな冗長性とストリーム保護を実現
    ・外部GPS/PPS入力によるPTPおよびPPS時刻同期プロトコルに対応
    ・サードパーティ統合をサポートするREST API通信
    ・Livewire Remote Protocol(LWRP)およびDB-15コネクタ経由のハードウェアGPIO
    ・プライマリAESおよびコンポジットI/Oのリレーバイパス
    ・ソース切り替えおよびフェイルオーバー用の統合入力ミキサー
    ・冗長構成のデュアル内部電源
    ・多機能な内蔵バックアップオーディオプレーヤー
    ・安全なアップデートのためのデュアルソフトウェアバンク
    ・Omnia XIIのモジュール式ソフトウェアアーキテクチャにより、新機能を追加可能
    ・2026年第3四半期のOmnia XIIのロードマップでは、HD-2とHD-3の独立した処理パス、BS.412電力制限、各オーディオソースに対応したTelos Z/IPStream®ストリームエンコーディングの統合といった機能とオプションを予定

  • アナログライン入力 左右ステレオ: XLRまたはRJ45(StudioHub+配列)電子バランス方式
    入力インピーダンス: 48kΩ
    規定入力レベル: +4dBu (定常信号で入力メーターの指示値は-18dBFSとなります)
    最大入力レベル(0dBFS): +24dBu
    ダイナミックレンジ: 110dB (0dBFS基準)
    周波数特性: 20Hz~20kHz ±0.25dB
    THD+N: 0.005%未満 @1kHz unweighted -6dBFS
    A/D変換 24bit 128倍オーバーサンプリングΔΣ変換
    リニアフェーズアンチエイリアシングフィルター付き
    プリADCアンチエイリアスフィルター 10Hz HPF付き
    アナログライン出力 左右ステレオ: RJ45(StudioHub+配列)電子バランス方式
    出力インピーダンス: 50Ω
    最小負荷インピーダンス: 600Ω
    出力レベル調整範囲: -2 ~ +24dBuピーク 0.1dBステップ
    周波数特性: 20Hz~20kHz ±0.25dB
    THD+N: 0.005%未満 @1kHz unweighted -6dBFS
    D/A変換 24bit 128倍オーバーサンプリング
    ダイナミックレンジ 95dB (0dBFS基準)
    ノイズフロアより10dB低いスプリアストーン無し
    周波数特性 50μsまたは75μsのプリエンファシスカーブに±0.5dB以内(30Hz~15kHz)
    アナログおよびAES/EBU出力はフラットまたはプリエンファシス出力に設定可能
    システム遅延 アナログ入力からコンポジットMPX出力までの測定値は
    「FM」チャンネルを介した処理とクリッパーの選択によって36~50ms
    デジタル音声入力 AES1,2: リレーバイパス搭載、EMI抑制XLR-FコネクタまたはRJ45
    AES3: RJ45
    ソースインピーダンス: 110Ω
    ステータスビットはAES3規格に準拠
    24bit、ソフトウェアによるステレオ、左からのモノラル、右からのモノラル、またはモノラルサミングから選択
    44.1/48kHz AES3信号に自動同期
    デジタル音声出力 AES1,2: リレーバイパス搭載、EMI抑制XLR-MコネクタまたはRJ45
    AES3: RJ45
    ソースインピーダンス: 110Ω
    ステータスビットはAES3規格に準拠
    AESケーブル長: CAT6またはBelden 1800Bを使用した場合、100m
    24bit、ソフトウェアによるステレオ、左からのモノラル、右からのモノラル、またはモノラルサミングから選択
    出力サンプルレート: 44.1/48/192kHz (全ポートでAES経由のOmnia Direct MPXをサポート)
    デジタル出力レベル: AES3規格準拠、48および192kHz、110Ω負荷時、2~7Vp-p。-22.0~0.0dBFSで調整可能。
    S/THD+N比: 120dB以上
    外部同期入力 出力サンプルレートは、AES/EBU入力の信号、または外部同期入力コネクタに印加されるAES3信号に同期可能
    PPSおよびGPS入力は、高精度同期のための1秒あたり10MHzのパルス信号をサポート。
    アナログMPX/SCA入力 アナログMPX/SCA入力はデジタルに変換され、コンポジット出力に混合してサブキャリアを追加したり、別のコンポジットソース選択のために切り替えが可能。
    MPX 1コネクタ: リレーバイパス、EMI抑制機能付きBNCコネクタ
    入力レベル: 10Vp-p
    入力インピーダンス: Hi-Z
    周波数特性(SW補正後): ±0.01dB、位相±2度、40Hz~53kHz
    S/N比: 85dB以上(基準値: 10Vp-p、測定帯域幅: 20Hz~200kHz)。
    歪率: 0.01%未満(THD 20Hz~53kHz)
    アナログMPX出力 背面コネクタ: MPX 1にリレーバイパス機能搭載、EMI抑制機能付きBNCコネクタ
    出力インピーダンス: 5Ω
    出力レベル: 10Vp-p(安全のため内部ジャンパーで4Vの低レベル出力を選択可)
    最大ケーブル長: 30メートル(RG-58U)
    周波数特性(SW補正後): ±0.01dB、位相±2度、40Hz~53kHz、2Hzで-1dB超、76kHzで-10dB超
    S/N比: 85dB以上(基準値: 10Vp-p、測定帯域幅: 20Hz~200kHz)。
    歪率: 0.01%未満(THD 20Hz~53kHz)
    MPX出力1または2のいずれかで19kHzの基準出力が利用可能。
    MPXパフォーマンス パイロット信号
     安定性: 19kHz、±0.5Hz。
     S/N比: 標準値85dB以上、15kHzで75µsのディエンファシス、変調率100%
     歪み: 20Hz ~ 15kHz、75µs、100%変調でディエンファシスした場合、0.02%未満のTHD。
     4.0%から12.0%まで0.1%刻みで調整またはオフ可能。
    ステレオ分離: 55dB以上、40Hz ~ 15kHz。
    線形クロストーク: 80dB未満、メインチャンネルからサブチャンネル、またはサブチャンネルからメインチャンネル(100%)。
    非線形クロストーク: 80dB未満(メインからサブまたはサブからメイン、100%時)。
    38kHz抑制: 100%変調で70dB以上
    76kHz抑制: 100%変調で80dB以上
    パイロット保護: 9%のパイロット注入に対して-60dB以上、±1kHz。
    57kHz(RDS/RBDS)保護: > -50 dB
    リモート HTML5 Web GUI
    GPIO 完全に設定可能なLivewire GPIO
    EMI抑制機能付きDB-15コネクタ、5入力/5出力 Axia GPIO規格による光絶縁
    +5V、100mA電源と内部自己復帰型サーマルサーキットブレーカーを搭載。EMI抑制型DB-15メスコネクタ。
    電源 二重化電源内蔵
    電圧: 100~250V AC、47~63Hz
    電力: 標準65W RMS、最大90W RMS
    コネクタ: EMI抑制型IECオスコネクタx2
    最大消費電力: 76W
    イーサネット/AoIP 背面にIEEE1588に対応したギガビットポート x3
    EMI抑制型RJ45コネクタ(シールド付きジャック、シャーシ接続)
    完全に独立したNIC(個別のサブネット、IP、MAC)
    Livewire入力: 0.25ms/1ms/5msステレオのみ
    Livewire出力: 1msステレオのみ
    AES67入出力: 1msステレオ、MoIP(MPX over IP)対応、SMPTE ST2110-30 Level A対応
    規制 米国: FCCパート15サブパートB:2023に準拠
    カナダ: ICES-003 第7版規格に準拠
    ヨーロッパ: 欧州連合指令2014/30/EU、2014/35/EU、および2011/65/EU+(EU)2015/863に準拠
    英国: BS EN 55032: 2015、BS EN 55035:2017、BS EN 62368-1:2022、BS EN 63000:2018の規格に準拠
    オーストラリア/ニュージーランド: 規格AS/NZS CISPR 32:2015+AMD1:2020およびAS/NZS 62368.1:2022に準拠
    日本: 国内にてPSE検査
    諸元 2Uラックマウント
    幅482mm x 奥行き428mm x 高さ86mm
    重量: 6.57kg
    動作環境 動作環境: 0~50℃
    保存環境: -20~70℃
  • 文字ノーマル、小さめ、色付き 文字太く、大きく、色付き
    文字ノーマルで2枠連結
    仕様 説明
  • 文字ノーマル、小さめ、色付き 文字太く、大きく、色付き
    文字ノーマルで2枠連結
    仕様 説明
DISCRIPTION|製品概要

フラッグシッププロセッサー
あなたが制作・配信するコンテンツ――最新の音楽や数十年前の懐かしいヒット曲、最新ニュース、トーク番組、スポーツ番組など――は、単なるBGM以上のものです。それは、視聴者と直接つながる機会であり、単に耳で聞くだけでなく、体感できるような体験を提供するオーディオプロセッサーが求められます。

フランク・フォティとオムニアチームが開発した最新フラッグシッププロセッサー、Omnia XIIは、数十年にわたる経験、実績に裏打ちされた成功、そして技術的・音響的な限界に挑戦する斬新なアイデアの集大成であり、リスナーの感情に深く訴えかける製品です。まさに、Omnia XIIは「魂から生まれた」製品と言えるでしょう。

音響面の進化
Omnia XIIの全く新しい処理アルゴリズムは、インテリジェントなワイドバンドAGC + 5バンドマルチバンドAGC、コンプレッサー + 6バンドマルチバンドリミッター設計、ダイナミックEQ、強力なベース管理ツールを採用しており、開放的でリラックスしたサウンドからパンチの効いたラウドなサウンドまで、カスタムサウンドを作成するために必要なすべてを提供します。Frank Foti氏による「Clemenza」ファイナルクリッパーは、これまでで最もクリーンで音楽的なサウンドを実現し、音質を損なうことなく、楽々とラウドネスを実現します。

豊富な機能を統合
Omnia XIIには、複数の相互に関連するコントロールを同時に調整できる直感的なQuickTweakシステムが搭載されており、あらゆるスキルレベルのオペレーターにとって複雑な処理を容易にします。もちろん、処理のエキスパートは、フラッグシップ製品に期待されるすべてのコントロール機能を利用できます。

ITU-R BS.1770規格のラウドネスメーターとMPXパワーメーターは、デジタルオシロスコープやFMスペクトラムアナライザーなどの内蔵診断ツールと組み合わさることで、重要なパラメータを表示し、セットアップやチューニングを支援します。

専用の挿入ポイントにより、外部ウォーターマークハードウェアエンコーダを信号経路上の最適な位置に正確に挿入できるため、最大限の効果が得られます。ニールセン、Fifty5Blue、およびIpsosのウォーターマーキング機能に対応したSDKソフトウェア統合はオプションで利用可能です。

オプションの内蔵ストリームレシーバーは、最大24時間のバックアップ再生機能を備えたSuper Hi-FiのHLS+ストリーミング技術と、メタデータからRDSルーティングまでをサポートします。

背面パネル以上に充実したイン/アウト
オーディオ入出力には、アナログ、AES3、アナログコンポジット、デジタルコンポジット(Omnia Direct)、標準リニアMPX over IP、オプションのµMPXエンコーディングに加え、AoIP用のネイティブLivewire+ AES67が含まれます。3つの独立したネットワークインターフェイスにより、HTML5ブラウザベースのリモートコントロールと、PTPおよびPPSタイムシンクプロトコルを含む、柔軟でシームレスな冗長性とストリーム保護のためのSMPTE 2022-7サポートが提供されます。

フェイルセーフとコントロール
AES 1、AES 2、およびコンポジット1入出力には、フェイルセーフとバックアップエアチェーンへの容易な切り替えのためのリレーバイパスが提供されます。2つの独立した内部電源、機能豊富な内蔵バックアップオーディオプレーヤー、および安全なアップデートのための2つのソフトウェアバンクにより、予期せぬ事態にも安心です。

Livewire Remote Protocol (LWRP) と背面パネルの DB-15 コネクタ上の光絶縁型ハードウェア GPIO が REST API 通信と組み合わさることで、イベントやパラメータのリモートトリガーと制御が可能になります。