BSD-310,BSD-310/TEL SILENCE DETECTOR
BSD-310
BSD-310/TEL
BSD-310/TEL_rear
OVERVIEW|製品概要

BSD-310, BSD-310/TEL Silence Detector
BSD-310、BSD-310/TELは放送などの本線系ステレオ音声信号の無音を検出した時、予備入力ソースに自動で切り替えます。
音声信号が正常に戻ると、予備系入力は本線に自動切換えします。
切替えはリレーを使用、途中にアンプは入りません。
予備入力に切り替った時は、外部にタリー出力、リモートスタートパルスを出力可能です。

BSD-310/TELは上記の機能にプラス電話割り込み装置などからの補助入力切替機能を持っています。

SPEC|仕様
  • 主な機能
  • ブロック図
  • 定格
  • 310/TEL
  • PGM INPUTの音声信号レベルがスレッショルドより低い時間をカウントし (ディレイ時間) 、この時間が設定値を越えるとSUB INPUTからの入力に切り替えます。
    PGM INPUTの音声が一定時間 (2秒固定) 以上スレッショルドレベルを超える (正常状態になる) と SUB INPUTからPGM INPUTに復帰します。
    無音検知動作は信号レベルスレッショルド、ディレイ時間をディップスイッチにて設定。
    無音検知の外部出力 (オープンコレクタ、リレー)。
    予備入力機器のリモート制御機能 (オープンコレクタ、リレー)。
    ブザー内蔵。 
    無音検知機能のリモートオン/オフ。放送休止中は機能オフにします。
     
    ブザーは無音を検知し、SUB INPUTに切替わると鳴動します。一度無音を検知すると、その後PGM INPUTに復帰しても鳴り続けます。ブザーはMUTE SWで停止することが出来ます。
    無音があり自動復帰した場合も、鳴り続けることで無音があった事をお知らせします。
    リアパネル BSD-310/TEL
    リアパネル BSD-310
    PGM INPUT
    XLR3タイプコネクタ。メス。ハイインピーダンス入力。
    信号切替えはリレーを使用。
    無音検知は+4dBuを基準にしていますが、0dBも使用可能。
    PGM INPUT
    SUB INPUT
    XLR3タイプコネクタ。メス。ハイインピーダンス入力。
    PGM OUTPUT
    XLR3タイプコネクタ。オス。
    REMOTE1
    DSUB-15 メス。インチねじ。
    使用目的: 放送停止、開始と連動した制御、通報装置にステータス出力などに使用します。
    REMOTE2
    DSUB-9 メス。インチねじ
    使用目的: 外部音源の制御はこちらのコネクタのご使用をお勧めします。
    無音時の音源機器をスタート制御、タリー出力。ブザー停止も外部から制御可能。

    ROMOTE1, 2 のリレーおよびオープンコレクタ信号は、アイソレートしています。

  • BSD-310
    BSD-310/TEL
    モノラル割り込み入力(TEL)あり。SUBより優先します。
  • 入力 コネクタ XLR-3-31相当
    レベル 0~+4dBu 無音検知は+4dBuを基準
    インピーダンス リレー切り替え、ターミネイト抵抗無し。
    出力 コネクタ XLR-3-32相当
    制御 ディレイ設定 ディップスイッチ 1-4
    2秒~最大30秒
    スレッショルド設定 ディップスイッチ 5,6
    -20dB ~ -50dB
    REMOTE1 リモート制御用
    DSUB-15 メス座。インチねじ。
    REMOTE2 サブ入力リモート制御用。
    DSUB-9 メス座。インチねじ
    電源 AC100V, 最大10 W
    サイズ 482.6 (W) x 44 (H) x 180 (D)
  • 電話制御装置と接続について TEL INPUT (XLR はモノラル、割込み時は左右のチャンネルに出力します。
    音声バッファアンプはありません。割込みの音量は外部機器で調整してください。
    制御はSUB入力(無音検知切り替え)より優先します。
    REMOTE1コネクタの4ピン(TEL INT IN)を1ピンGNDに落している間、割り込み状態となります。
    PX-9Cを接続の場合、接点制御1の出力(極性なし)をREMOTE1コネクタの4ピン(TEL INT IN)と1ピン(GND)に接続します。
    終話時断モード、接点は連続モードで使用。
DISCRIPTION|製品概要

BSD-310 無音検知スイッチャ 使用システム例

  


 
BSD-310 特注品の例

切替え動作、切替えタイミングの変更など。有償となります。

1.制御改造。手動でSUB側に切り替えられるように改造 TEL_INTERRUPT_IN →強制SUB入力(オルタネート入力)
2.無音検知のL/R監視 LまたはR、片チャンネルでも一定期間無音になると無音検知動作となる。
(標準は、片チャンネルのみ音声無しの状態は無音としない)
3.復帰時間短縮バージョン 復帰は最短で本線に戻る。(標準は不安定な状態を避けるため最短2秒)
4.無音検知時間2 (3) 倍に伸ばす。
5.無音検知終了後も無音検知ステータス出力 ブザーのなっている間アクティブになるステータス出力。
6.DC12V動作