BTC-210A FM Transmitter AUTOMATIC CHANGE-OVER UNIT
BTC-210AB_front
BTC-210A 本体リアパネル
OVERVIEW|製品概要

TX V3シリーズ用送信機用自動切替ユニット
 
■BW Broadcast社製TX V3シリーズの送信機に最適化された送信機自動切替ユニット
■送信機からのアラームを検知し、2台の送信機を自動もしくは手動によって切り替え
■送信機の切り替え時は、現在使用している送信機の出力をミュートし、同軸リレーによって切り替え
■切り替わった側の送信機はミュートを解除します。そのためダミーロードは不要です。
■音声分配機能内蔵
■外部制御及び、アラーム出力(パラレル接点)
■最大120Wの送信機に対応

SPEC|仕様
  • 機能
  • 詳細

  •  ・アンテナに接続される送信機の自動及び、手動切り替え
     送信機からのアラームを検知し自動的に送信機を切り替えます。
     手動モード時は、フロントパネルのスイッチ、もしくはリモートにより切り替えできます。
     送信停止スイッチにより両送信機をミュートも可能です。
     切り替えはパナソニック製同軸リレーを使用しています。

    ・音声分配器内蔵
     1入力/3出力の音声分配器を内蔵し、各送信機送りとコーデック送り返し用に使用できます。
     無音検知機能により、無音時にアラームを出力します。

    ・アラーム出力
     各送信機からのアラーム、切り替え時アラーム、無音検知、外部アラーム(4 入力)、1号系使用タリー、
     2号系使用タリー、自動モードタリー、及びトータルアラームの12系統をリレーにて出力。

    ・リモート
     RS232C接続による専用リモートパネル(BTC-120B)を用意。
     外部スイッチによるリモートコントロールにも対応。

    ・ブザー及びエラーリセット
     アラーム発生時にブザーを鳴動(ON/OFF可能)。
     アラーム表示はエラーリセットを行うまで表示を保持(点滅時:アラーム発生中 / 点灯時:アラーム保持中)。

  • <アラーム入出力について>
     アラーム入力(ALARM IN) 無電圧接点もしくはNPNオープンコレクタに対応
     アラーム出力(ALARM OUT) リレー接点。ノーマルオープン
     外部アラーム入力 4系統(※自動切り替えには使用しません)
     無音検知アラーム 検知時間は内部ディップスイッチにて設定
     送信機アラーム入力 3系統×2台分(TX V2 シリーズのALARM A~Cに対応)
     アラーム保持 表示及びブザーのみ。ALARM OUTは保持なし。
     トータルアラーム 何れかのアラームがONの時に出力。

    <自動切り替え条件>
     送信機からのアラーム3系統のうち、何れかのアラームがONになった場合に切り替えます。
     切り替わる側の送信機がアラームを出力していた場合は状態を保持し、切り替えは行いません。
     一度自動で切り替わった場合は、手動モードになります。

    <フロントパネル操作>
     ・SELECTスイッチ(カバー付分割照光スイッチ 上段:緑 / 下段:赤)
     手動で送信機を切り替える場合に使用します。
     分割照光の上段には、現在使用している送信機を表示します。
     分割照光の下段は故障発生時(送信機アラーム発生時)に点灯します。
     自動モード時には使用できません。

     ・MODEスイッチ(カバー付分割照光スイッチ 上段:緑 / 下段:黄)
     自動モードと手動モードを切り替えます。スイッチを押すたびに、自動モードと手動モードを切り替えます。

     ・TX STOPスイッチ(カバー付照光スイッチ 赤)
     このスイッチを押すと、両送信機に出力ミュート信号を送り送信を停止します。復帰させるには、
     もう一度送信停止を押します。

     ・ALARM FACTOR表示灯 (赤)
     アラームの状態を表示します。各アラームの発生中は表示灯が点滅します。
     アラーム復帰後は、点灯に変わり、ERROR RESETスイッチを押すと消灯します。

     ・ALARM RESETスイッチ(押しボタンスイッチ)
     アラームの表示保持を解除します。

     ・BUZZERスイッチ(トグルスイッチ)
     ブザーのON/OFFを行います。ブザーON時、何れかのアラームを検知すると鳴動。
     ALARM RESETスイッチが押されるまで鳴動を続けます。
DISCRIPTION|製品概要

専用リモートパネル BTC-210B について

演奏所側から本機器を制御するために、リモートパネルをオプションとして用意しています。
コーデックを経由したRS232、もしくはEther(Option)によってBTC-210Aと接続して使用します。BTC-210A
のフロントパネルで行う事の出来る全ての操作をリモート可能です。
アラーム出力も同様に行う事ができます。例えば、送信所側のBTC-210A に外部アラームとしてUPSのアラ
ームを接続すれば、演奏所側でそれを監視する事が出来ます。
また、BTC-210AとBTC-210B間の通信異常アラームの表示・出力が可能です。

送信所接続
btc-210_connetion-tx
 
 

リモートユニット接続
btc-210_演奏所側接続