ES-188F NTP Referenced Master Clock / Time Code Generator
OVERVIEW|製品概要

NTP Referenced Master Clock/Time Code Generator
ES-188FはNTPをリファレンスにしたマスター時計です。
NTPサーバー機能も必要な場合はES-188F/NTP6になります。
外部のNTPサーバーに接続しES-188Fの内部時計を校正します。
NTPと同期した時間でSMPTE/EBU, ASCII (RS-232C & USB), ESE-TC, IRIG-B を出力します。
秒パルス出力とNTPシンク出力も標準仕様です。
フロントパネルの9桁のディスプレーは年間通算日と時分秒を表示します。
GPSアンテナが設置できない環境でマスター時計が必要な場合に最適な機種です。
機器設定はボタンタイプのバッテリーで保持します。
SMPTE出力は外部VIDEOソースにシンク可能。DF, NDF, EBU 及び Real Timeモードが選択できます。
USB接続でPCの時計校正が可能で、インターネット回線とPCのネットワークを切り離しできます。

ES-188Fの各種設定はブラウザーで行います。
PCと本機をUSBで接続して設定の変更(LAN系統は除く)も可能です。
Windows環境(Win7,Win10)で動作するソフトウェア(Master Control Panel 3)が提供されています。

SPEC|仕様
  • 機能/特長
  • 定格
  • オプション

  • ・SMPTE/EBU, IRIG-B、ASCII (RS-232C & USB)、ESEタイムコード(TC89/TC90選択)を出力
    ・SMPTE/EBU出力はVIDEO信号と同期が可能
    ・IRIG-B出力はAMまたはTTLを内部スイッチで選択可能
    ・NTP入力ポート RJ-45, IPv6対応
    ・AC90-264V 動作,ユニバーサル電源
    ・オプションで10MHzリファレンス入力追加可能 (/EXT)
    ・オプションで内部クロックに高精度恒温槽タイプ水晶可能 (/OCXO)
    ・秒パルス出力
    ・9桁の14mm黄色 LED 時刻表示
    ・夏時間補正設定可能
    ・タイムゾーンオフセット機能
    ・±10秒オフセット可能
    ・PCとUSBまたはシリアル(RS-232C)で接続し専用ソフト設定
    ・32MHz内部クロックテスト出力。リアのトリムボリュームで内部クロックの微調整可能
    ・webブラウザーで設定可能
    ・ボタン電池による内部時計バックアップ
    ・ユーザー設定はフラッシュメモリーに保存、停電で設定を保持
    ・EIA 1U 19″ ラックマウントタイプ、黒色アルマイトパネル

    各種オプション有り
  • 1PPS 出力 DB-9(F)メス座、TTL出力、立ち上がりエッジ:正
    ESE TC 出力 TC90(Default)またはTC89 ソフトウェア切替 BNC、最大100 スレーブ、ケーブル長1,200 メートル
    SMPTE TC 出力 XLR3-32、負荷600Ω以上、アクティブバランス出力
    ユーザービットに日付情報設定可能
    アンバランス負荷の場合は、2ピン(Hot)、1ピン(GND)接続、3ピンはオープン
    IRIG出力 BNCコネクタ、AM: 3Vpp typ. 3:1 ratio、TTL: 5Vpp CMOS Level (内部SW切替)
    ASCII (RS-232C)出力 DB-9(F)メス座、ASCII Date & Time
    RS-232C FORMAT ASCII @9,600Baud、8bit、Non Parity、1 Stop
    Format “D” <255>DMYHMSDMYHMx<254>
    USB USB 2.0、PCと接続して設定及び時刻校正
    精度 1PPS: 5mSec以内
    ESE TC: 17mSec 以内
    IRIG: 5mSec,
    SMPTE: VIDEOシンクに同期±0フレーム以内、フレームずれは設定値を超えるとリセット可能
    自走時ドリフト 出荷設定値 33mSec/日(月あたり1秒)以下、実用上±10秒/月(校正後)
    ボタン電池 BR2330, 交換推奨:4年
    電源 ユニバーサル電源、AC90-264V、15W
    サイズ 482(W)×44(H)×240(D)mm コネクタなど突起含まず
    質量 1.8kg (本体)
    動作環境 温度   0℃~40℃
    湿度   20%~90% (結露無き事)

    暫定仕様です

  • /DC DC電源動作 DC +12V~35V
    /EX10 外部タイムベース、外部からの10MHz信号をリファレンス
    /HR 毎時リレー出力パルス機能
    /OCXO 恒温槽タイプ水晶発振器によりNTP非同期時でも高精度化
DISCRIPTION|製品概要

ES-188F リアパネル


 
OSC ADJ
内部クロック微調整トリム。
32MHz TEST OUTに周波数カウンターを接続して、32.000000MHzにあわせます。

VIDEO INPUT
BNCコネクタ。SMPTE出力をVIDEO信号と同期をとるための入力です。
RS-170コンポジットVideo / black burst、1VPP、75Ω

ESE OUTPUT
BNCコネクタ。ESE規格のタイムコード出力です。マスター/スレーブ時計の標準的な接続方式です。
スレーブを最大100台、ケーブル長は1,200メーターまでドライブできます。ケーブルはツイストペアまたは同軸ケーブルをご使用下さい。
TC89またはTC90(Default)ソフトで切替。TC90は日付情報を含みます。TC89には日付情報が有りません。

IRIG OUTPUT
IRIG-Bタイムコード出力。BNCコネクタ。
AMまたはTTLモードが本体内部のスイッチで選択できます。
AMモード:Mark Amplitude, 3Vpp typ. ratio 3:1, 600Ω,フォーマットIRIG-B127
TTLモード :TTL 5Vpp ≧4.0V ハイ ≦0.6V ロー,フォーマットIRIG-B007

SMPTE
タイムコード出力XLRコネクタです。ビデオシンク(BNC入力)に同期したタイムコードを出力可能です。
ビデオシンクしている場合、SMPTEタイムコードのNTP時間との再ロック時刻を[MASTER CONTROL PANEL3]ソフトで指定できます。
またVIDEO信号フレーム同期範囲の設定可能。外部とビデオ信号と同期をとるためにSYNC入力にリファレンスとなるVIDEO信号を接続します。
時計として使用、画像との同期がない(不要)の場合は、RealTimeを選択して下さい。
Realtime設定時は、SYNC入力信号を無視します。
SMPTE XLR出力はアクティブバランス(BTL)出力。
アンバランス負荷の場合、2番ピン:ホット, 1番ピン:GND、3番ピン:オープンでご使用ください。

32MHz TEST出力
32MHz内部クロックテスト出力。

DB-9 コネクタ
ASCII(RS-232C), 1PPS, 時刻パルス等の信号など。
1. 予約 使用しないで下さい
2. RS232 TXD
3. RS232 RXD
4. 予約 使用しないで下さい
5. Ground
6. RELAY (HR option)
7. RELAY (HR option)
8. NTP SYNC
9. 1PPS出力。

USB
USBコネクタ。USB2.0コンパチブル。
[MASTER CONTROL PANEL 3]ソフトウェアを使用してES-188Fの設定、PCの時刻校正を行ないます。

NTP PORT
RJ-45 NTPサーバーに接続するためのLANポート。10/100BASE-T。

POWER
ユニバーサル電源。AC90-264V入力。50/60Hz。

/DCオプション時
入力電圧 DC +12V~+35V に対応。
AC電源との併用はできません。
入力端子 XLR4ピン オス座タイプ (1-GND , 2-NC , 3-NC , 4-DC+12~35V)

特注
その他の変更 /Custom オプションで対応、ご希望内容をお知らせください。
 


ES-188E, Eシリーズとの違い
Fシリーズは従来製品と基本的な機能は同じですが、内部ハードウェア及びリアパネルのコネクタ配置が大きく変わりました。
DSUB9コネクターのピン変更。新:5ピンGND, 9ピン1PPS出力。
設定ソフトはFシリーズマスター時計用の「Master Control Panel 2または3」になります。
ユニバーサル電源を採用。
ESE-TC出力は一つになりました。TC89またはTC90をソフトウェア選択。
テスト用の32MHz出力(BNCコネクタ)が装備され、内部OSC周波数の微調整がリアパネルからアクセスできます。
/BBU 停電対策(小形シール鉛蓄電池内蔵)オプションはなくなりました。外部UPSをご使用ください。
オプション項目追加有

 
Q&A
Q. ES-188E(ES-188)のSMPTE出力にVIDEO(BB)信号で同期をかけているが、ES-188Fでも同じでしょうか。
ANS. 全く同じように動作します。
 
Q. NTP取得時刻とVIDEO(BB)信号で同期の関係は?
ANS. SMPTEタイムコードはVIDEO信号入力に同期します。
SMPTEの時間はドロップフレーム補正をしても、1日で実時間(NTP取得時刻)に対し3フレーム弱のずれが発生します。
このズレを指定した時間(デフォルト深夜2時)にリセットします。
 
Q. 機器内部にDIPSスイッチなどによる設定はありますか。
ANS. IRIG出力をDCLS(TTL)またはMOD(AM)モードに切り替えるスイッチがあります。その他の設定はすべてソフトウェアで設定できます。
設定は電源オフでもコイン電池でバックアップされます。
 
 
親時計をFシリーズに更新の場合ご確認ください。


システム二重化
ES-150Uは、現用機のタイムコードを監視し異常があると予備系に切替えることができます。
IRIGタイムコードを監視はES-151Uをご使用ください。
es-150u_sys.png
 


 
SMPTE時間と実時間のズレ補正について
SMPTE出力があるESE社のマスタークロックは、時計本体の時間とSMPTE出力の時間の最大ズレ(フレーム)を
設定で変える事が出来ます。
Resyncすると実時間とのフレームズレをリセットします。
詳しくはこちらをご参照ください。
SMPTE_DropFrame_Resync.pdf