ES-710 series Time Comparators
ES-710シリーズは2イベント2出力のイベントコントローラー。
SMPTE, ESEタイムコードを読み取り、制御パルス(リレー接点)を出力します。
タイムコードを読みフロントパネルのLEDで時、分、秒、(フレーム)を表示します。
読み取ったタイムコードが設定時刻と一致するとリレーがパルス出力します。
リアパネルにイベントリレー出力停止スイッチ、アラーム音 オフスイッチ付。
共通仕様
2イベント・2出力タイプ
イベントタイム設定は二つのサミールスイッチで行います。
入力タイムコードの時間が各サミールの値と一致するとパルス接点出力。2回路。
1Uサイズ
ES-716
6桁表示 HHMMSS、ESE TCまたはSMPTE入力(BNC)、二つの4桁サミールスイッチ
ES-718
8桁表示 HHMMSSFF、SMPTE入力(XLR)、二つの8桁サミールスイッチ。Frameまで指定可能
720シリーズ自走時計タイプ
外部からのタイムコードではなく、本体内の時計を走らせて、この時間と比較しイベント出力します。
ES-724
6桁表示 HHMMSS、スタンドアローンのクロック、4つの4桁サミールスイッチ
4イベントに対応
時計はフロントパネルのスイッチで操作
ES-726
6桁 HHMMSS、スタンドアローンのクロック、二つの6桁サミールスイッチ
時計はフロントパネルのスイッチで操作
TIME CODE | SMPTE/EBU TC入力、XLRコネクター |
Relay スイッチ | DB9のリレー出力を停止できます。停止中はブザーの鳴動も止まります。 |
Audio Alarm スイッチ | イベントを実行するごとのブザー鳴動を停止します。 |
DB9 | リレー接点出力 メス座 接点最大負荷は10W、500mA (抵抗負荷) |
機種によりオプションに制限がある場合があります。特注オプションもご相談ください。 | |
/BBU | バッテリーバックアップ、短時間の停電対策、最大4時間タイムコードを読みイベント比較動作をします。停電時には時計表示は消えます。 常時稼働が基本条件です。 |
/Clear | フロントパネル クリア (シルバーアルマイト) 仕上げ |
/DC | DC電源動作 DC +12V~35V |
/J | 電源 AC220V 対応 |
/Relay | 出力回路数を追加。標準10チャンネル、10チャンネル単位で追加可能。 |
/Custom | 特注仕様、ES-716のサミールスイッチを6桁(HHMMSS)、ES-718のサミールスイッチを6桁に変更 リレー出力停止スイッチをフロントパネルに移動。その他 |
タイムコードがDrop Frameの場合 ES-718の動作
ES-718は、サミールスイッチにより指定したタイムコードと、入力されたタイムコードが同じ値になった時に、パルスを出力します。
ES-718はフレーム単位まで指定が可能であるため、入力されたタイムコードがドロップフレームの場合、
各分(除く各10分)の頭は00/01フレームが存在しない関係上、00フレームを指定していると、パルスが出力されません。
毎時0分・10分・20分・30分・40分・50分を除く、毎分は00、01フレームの指定を避けて下さい。