LX-362Uシステムアップ例
ライトタワーでカウント開始、警告、終了を表示できます。
複数のスレーブディスプレーを接続可能。

Light Tower (Option LT)
ライトタワーオプション/LTは/Xオプションと組合せが必要です。
ES-362UE/X及びLX-362U/Xに追加可能。
スピーチ用のカウントダウンタイマー用途に最適

操作例
/Xオプションの3つのリレー接点が3色のLEDに対応します。

開始前に
STOPボタンを押しながらPRESETボタンを押すと、サミールスイッチの時間を”Yellow Time Memory”としてメモリーします。
カウント途中で警告を表示(黄色点灯)するための時間をプリセットします。
サミールスイッチをカウント開始トータル時間合わせにPRESETボタンを押すとカウントダウン開始スタンバイとなります。

開始
スピーチの開始と同時にDOWNスイッチ押すとカウントダウンが始まり緑色 LEDが点灯します。

警告
先ほどの”Yellow Time Memory”としてセットした時間になると緑色 LEDが消灯し、
警告の黄色 LEDが点灯します。
”Yellow Time Memory”のデフォルトセットは30秒前です。(手動プリセットしていない場合)

終了
カウントダウンが00:00になると黄色LEDが消灯し、赤色LEDが点灯します。
スピーチの終了です。
続いてタイマーは次のスピーチ用にプリセットサイクルでカウントダウン開始時間にもどりますが、DOWNスイッチを押すまでは赤点灯を続けます。

Light Tower (Option LT) 動作VIDEO

各種アップダウンタイマー
アップダウンタイマーはカウントの範囲、機能・目的により様々なタイプがあります。
リモートコントロールコネクタ、カウントゼロで停止、ゼロでカウント方向を反転、
ゼロになった時にリレー接点パルス出力、1/10秒桁を表示等のオプションがあります。
特殊な仕様をご希望の場合は、お問い合わせください。

ES-362UE
最大100分までのカウントアップ・ダウン。表示は分・秒。LED高14mm。開始時間のセットはサミールスイッチ。
様々なスレーブユニットを接続可能。
4桁表示の子時計が接続可能です。

ES-391U
本体LED: 58mm表示の100分アップダウンタイマー、設定は付属のリモートパネル。
/ESE出力オプションは様々なスレーブユニットを接続可能。
4桁表示の子時計が接続可能です。

ES-466E
SMPTEタイムコードをサミールスイッチで指定した時間からアップ・ダウンします。
各種スレーブユニットを接続可能。
スレーブユニットはSMPTE対応の8桁表示のSMPTEタイムコードディスプレーの機器が最適です。
フレーム表示が不要な場合は、6桁表示の子時計を使用できます。

その他のアップダウンタイマーはお問い合わせください
ES-301UE　100分アップダウンタイマー、開始の分・秒セットはボタンの操作。スレーブ接続不可。
ES-302UE　100分アップダウンタイマー、開始の分・秒セットはES-360E同様サミールスイッチ。スレーブ出力なし。スレーブ接続不可。
ES-564UE　小型コンソールマウントタイプの24時間表示時計と100時間アップダウンタイマー、切り替えて使用。スレーブ接続不可。

複数のスレーブディスプレー接続
ESEタイムコード(TC90)またはSMPTEタイムコード出力を複数の子時計やタイムコードディスプレーに
接続する場合、信号をパラレルで分配する方法とタイムコード分配器を介して接続する方法があります。

タイムコード分配器 一覧
様々なタイムコードに対応した各種タイムコード分配器。
音声・映像・RS-232C信号分配器。周波数基準分配器。

製品例
ES-243　ESEタイムコード分配器 (IRIG-A0xx, B0xx, E0xx TTL形式にも対応)
ES-246/BNC　SMPTEタイムコード分配器 (入出力コネクター: BNC)
SDA-100A　SMPTEタイムコード分配器として利用可 (入出力コネクター: XLR、波形シェーピング機能はありません)

ESE社製の各種子時計、タイムコードディスプレーはハイインピーダンス入力なので、複数台を直接ドライブも可能です。
パラレル接続は配線ショートなどが発生した場合、他の表示器に影響を与えるのでご注意ください。