Talk Show System


概要

トークショー、電話リクエスト等の番組を小人数で効率良く行なうための放送システムのご提案です。

DIM(Direct Interface Module)は電話システムを構築するための中心となる機器で、10入力2出力の電話回線スイッチャーをベースにトークショーに必要な多彩な機能を搭載しています。

サブコンとスタジオの両方にスイッチコンソールを置き両方で電話の操作が可能です。ワンマンオペレーションの場合はDJマイクとミニスピーカーを使用してハンズフリー、最少の操作で非常にシンプルに電話の対応ができます。
電話回線の操作はエアーパーソナリティー (DJ)が直接スイッチコンソールを操作して電話のダイアル、オン/オフが可能です。
アシスタント用のスクリーニング専用電話 (MITEL SUPERSET) は2台まで使用でき、この操作でスタジオにスクリーニングの結果を知らせる等の便利な機能を満載しています。
10回線全てに電話機を対応して使用したい場合は、DIMの電話入力側に電話機を接続します。


ONE x SIX (ワンバイシックス) は上記機能を簡略化した機器で比較的低価格でトークショーシステムを構築できます。
電話回線は最大6回線でマイテルスーパーセットの代わりに通常の電話機を使用します。スイッチコンソールは2台使用できます。
ハイブリッドは通常1台ですが使用方法に制限がありますが2台接続も可能です。
■ 対応ミキサー
Audioarts
Wheatstone

ハンズフリーオペレーションについて

電話の対応をハンズフリーで行なう場合、数多くの実績があるウィートストーン社製ミキサーオーディオアーツミキサーをお勧めいたします。

使用方法は、スイッチコンソールのNEXTボタンで電話回線を選択し、こちらからリスナーにDJマイクを使用して喋ります。リスナーの声はミニスピーカーでモニターします。ボタンをひとつ押す動作だけでハンズフリートークができます。
この時は、DJの音声はプリフェーダー送りとなります。

リスナーの声をオンエアーする場合は、対応するテルコ(テレホンハイブリッド)モジュールのフェーダーを上げます。オンエアー状態になるとミニスピーカーは自動でカットされフィードバックがオンエアーされるのを防ぎます。
リスナーへの返しは、オンエアー状態になった瞬間自動でコンソールのN-1系統出力に切り替わります。

機能

DIMには最大10の電話回線、2台のテレホンハイブリッド、2台のスイッチコンソール、2台のマイテルスーパーセットと接続、更にはPCともシリアルで接続できます。 特に生放送時に少人数で多くの電話回線に対応するためには最適な機器です。 操作は全てスイッチコンソールから行うことができます。 
電話回線は通常のアナログ回線をモジュラー(RJ11C) ケーブルで接続します。 最も簡単な構成では下図のようなDIMとハイブリッド、スイッチコンソールの組み合わせになります。

スイッチコンソールは外部電源を追加すると3台以上の使用も可能です。
マイテルスーパーセットはエアーパーソナリティー (DJ) が直接電話を取らず、事前にアシスタントが電話対応する場合やオンエアー後の打合せなどに使用します。

接続

電話回線をDIMのLINEモジュラージャックに接続します。
DIMはループスルー出力を備えています。ループスルー出力はDIMが回線に接続しない時はPBX(外付け電話)に回ります。
モジュラージャックの外側の線 Yl/Bk はDIMのループ出力になっています。(内側2本が電話回線入力)

詳細はDIMの技術資料をご覧下さい。

システムブロック図





製品リスト

DIM             ダイレクトインターフェイスモジュール

MITEL SUPER SET4   スクリーニング専用電話

SWITCH CONSOLE   スイッチコンソール

ONE x SIX         Talk Show System 

100 DELTA      高品質デジタルハイブリッド

ONE           デジタルハイブリッド

ONE + ONE      2系統のデジタルハイブリッド
 

その他、放送用ミキサーからISDNを1回線で高品質のステレオ信号が伝達できるコーデック、各種周辺機器も幅広いラインアップでご用意しております。
システム設計、通線工事等も承っております。


電話システムについて